年に一度のお楽しみ毎年恒例となった、夏の仮面ライダー劇場版鑑賞。早いものでもう7年目だ。 今までの6作は、常にテレビ版とはパラレルな内容で、番外編といった感じだった。 しかし今回の電王は、過去作とはちょっと違っていてテレビ版と完全にリンクしていた。 時空を駈ける設定を活かして、本放送で映画への伏線が沢山散りばめられた。 別に映画未見でも本放送で撒かれた伏線はサラッと流され次展開突入だから問題なし。 映画自体も、テレビを毎週真剣に視聴してなくてもスッと入れる解りやすさだったと思う。 本編で宣伝し過ぎとの反論も多かったが、自分はこの流れをすごく楽しいと感じた。
捉え方次第だけど公開は8月4日の土曜日だったが、あえて翌日の5日の日曜日を劇場鑑賞日に選んだ。 はっきり言って大好きな電王。初日にすっ飛んで行って観たいと思うのは当たり前。 だけど、悲しいかな土曜日出勤。仕事後に夜の1回のみを観に行くって手もあった。 でも入替無し劇場で最低でも2回観たいと思った為泣く泣く1日我慢。これが功を奏した。 5日朝の放送を観る前に映画を観るより、5日朝の放送を観てから映画を観た方が、 すんなりと納得出来たと思う。5日の放送では後日談が少しだけ表現されていた。 劇場で「ああ、繋がった」と感じれて嬉しかった。初日の4日に観たらこれは無かった筈。
やっぱり電王はファンタジー電王の魅力は、今迄の仮面ライダーにない御伽噺チックで幻想的な世界観かなと思う。 劇場版は、その魅力が存分に表現されてたと思う。映画の娯楽性の極みといった感じ。 もちろん、シリアスで悪と熱く闘う本来の仮面ライダーの原点路線も大好きなのだが、 ここまで笑いと感動を得られたうえに戦闘シーンも楽しめる仮面ライダーも珍しい。 脚本も演出も素敵だった。屋根上でのモモタロスと良太郎との会話ではジ〜ンとさせられ、 ラストの雪のシーンは暖かい感動が込み上げホロリとなった。家族の絵がポイント高い。 公開2日目の日曜、しかも夏休みで館内は満員。笑いと感動の渦を感じながら楽しめた。
劇場版のキャラクター敵の牙王は歴代最年長ライダー。演じるは51才の渡辺裕之。主役とは歳の差が33。 おそらく最年少の仮面ライダーが主役なので、最年長の敵をといった感じなんだろう。 毎年その場限りのゲスト感が強い劇場版の敵だが、牙王はインパクト大きい方だと思う。 陣内智則とほしのあきは出番少な過ぎ。最初に観た同時上映のゲキレンジャーでは、 ゲストのインリンと小野真弓がかなり出番が多かったので、その差はむちゃくちゃ激しい。 お約束歴代出演者は轟鬼と田所。前作カブトに響鬼の人が出なかったので2作同時か。 そして子役の溝口琢矢。上手下手は別として楽しんで演じてたのが好感もてた。
いつもの良太郎とモモタロス達レギュラーキャラの面々は、皆違和感なく普段通り。それが逆に新鮮に感じたりする。 劇場版の過去作で好きなのは555とカブトだが、どちらもTV版とは全然違うお話だ。 だけど共にTVと別物として完成された物語として楽しむ事が出来た。気に入っている。 TVとはまた違った巧と天道の魅力を感じられて嬉しかった。そんな意外性は今作は無し。 全くいつもと一緒の良太郎とモモタロス達の話。しいて挙げれば物語の幅のでかさかな。 3話分の尺。それに関連する話が5話分位。家と劇場で連続3時間強の長編を観た感覚。 TV版全話の中の1話として楽しめる作品だ。デンライナーあればこそ可能だったのかな。
デンライナーに乗った感覚今迄の平成仮面ライダー以上に、戦隊モノより子供受けしてるなぁと思えた光景を見た。 映画を観終えてトイレに行った時、同じく観終えたであろう男の子3人が走っていた。 その中の一人が「ゆ〜め〜であえたらほ〜ら♪」と歌って非常にご満悦な状態だった。 それに続く歌詞はまだ良く覚えてないのか、曖昧に口ずさんでいたのが面白かった。 確かに主題歌「夢で逢えたなら…」は子供達が歌うには難しい曲だ。歌詞も曲調も共に。 でもその子は気に入ったご様子でノリノリ。その後、牙王とモモの対決を真似ていた。 まるで、35年前の東映まんがまつりを観た時の、 ご機嫌だった自分に逢えた様な気がした。 (2007/11/08) |
File.27 劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!の感想
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