もうすっかり恒例となった、雑誌てれびくんの全員プレゼント。 小学館特製『誕生!ガタックハイパーフォーム!!』が届いた。 今迄も各種様々に、趣向を凝らしてきた、超バトルDVD。 555はミュージカル風だった。ブレイドは偽せ者が登場した。 去年の響鬼は、明日夢が鍛えて鬼になった。 そして今回の目玉は、ガタックがハイパーフォームにチェンジ。 このDVDでしか見れない、ハイパーガタックの活躍が見所。 年々興味を惹く内容に、進化していってるように思える。 以下、激しくネタバレの内容とか感想とか…。 タイトル通り、このDVDでの主役は、ガタックの加賀美新。 本編映像のハイパーカブトのハイパーキックを、 羨ましそうにテレビの前で観ていた加賀美が、 自分もハイパーフォームになりたいと思う所から、話は始まる。 迫力の表情でハイパーゼクターを呼ぶが、飛んでこない。 そんな加賀美に、天道にしか掴めないと言うガタックゼクター。 この、本編では喋らないゼクターが喋るといったパターンは、 まさに前回のディスクアニマルが喋ったものを引き継いでいる。 カブトゼクターの声が、好きな声優の関智一だったのが嬉しい。 ハイパーゼクターを掴む為に、天道になろうとする加賀美。 そこで、カブトゼクターが『天道総司、5つの秘密』を発表。 これまた前回の『鬼になる為の8つの鬼の心得』に酷似してる。 その1は料理。数秒で失格。その2は妹や弟には優しくね。 ここで、樹花が登場し、必須項目の過去映像が折り込められる。 前の響鬼の超バトルDVDでは、殆ど明日夢しか出てなかったが、 今回は、天道も樹花も登場してて、なんとなく豪華に思えた。 カブトの魅力のひとつでもある、天道と加賀美の掛け合いが、 しっかりと網羅されていて、良かったと思う。 その3は、おばあちゃんおじいちゃんの言葉はよく聞く事。 佐藤が演じる、芋盗むなぁ〜のおじいちゃん姿は圧巻だった。 その4はファッションセンス。本編の天道コスプレが満載。 その5は戦いはスマートに。ここから撮りおろしの戦闘シーン。 天道の真似をして「…らいだ〜…きっく」と呟く加賀美に大爆笑。 余裕を持ってカウンターキックを狙うが、タイミング合わず不発。 攻撃を喰らって倒れたガタックが、俺は俺だと開き直った所で、 天道がゆっくり歩み寄り「そうだ加賀美」から始まる台詞が渋い。 この辺は、いつもの展開。「おばあちゃんが言ってた」も健在。 そしてクライマックス、ハイパーゼクターが2つ登場。 時を越えれるから、もはやなんでもあり状態だ。 てっきり加賀美の手に渡って、加賀美だけが使うと思ってたが、 2人が同時に、ハイパーフォームになったのに感動した。 天道が、直接ライダーフォームカブトに変身し、 ダブルハイパーキャストオフ、ダブルハイパークロックアップ、 そしてダブルハイパーキック、この流れが素晴らしい。 『LORD OF THE SPEED』も流れて、熱い戦闘が繰り広げられた。 撮りおろし新映像の戦闘シーンが多くて、嬉しかった。 最後のオチは、毎朝、鏡の前で、顔を洗う男、加賀美新! まるで、スーパーヒーロータイムのコントのノリだった。 そのやりとりを遠目に、カブトゼクターとガタックゼクターが、 ちびっ子達に向けてメッセージを述べて、終了。 約12分半。いつもながら、非常に短いのだけが不満。 せめて本編と同等の、24分位の長さにして欲しい。 しかし、今回のバトルDVDは、かなりいい出来だったと思う。 設定は外伝だが、天道と加賀美の対話は従来通りで楽しかった。 この2人、全くいいコンビだなと改めて感じさせてくれた。 (2006/12/12) |
File.24 仮面ライダーカブト超バトルDVD誕生!ガタックハイパーフォーム!!
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