File.12 劇場版仮面ライダーブレイドMISSING ACE【ミッシングエース】

9月11日の封切りより遅れて1週間。
仮面ライダーブレイドと特捜戦隊デカレンジャーの映画を、
9月18日の土曜日に鑑賞してきた。
11日には難波の劇場で握手会&撮影会が有り、
そこに見に行きたかったがスケジュールの都合で断念。
以降、1週間我慢して市内某劇場にて観覧した。
三連休初日とあって繁華街は沢山の人で大混雑していた。
こりゃ〜、映画館も混んでるかな〜と不安に思ったが、
そんなでもなくて、ゆっくりゆったり見れた。
映画館の前の看板
まず上映時間を見たうえであらかじめ、
コンビニでビールやお菓子を買い出しして・・・と思って行ったら、
もう間も無く上映時間だったので、
売店で定番のポップコーンと生ビールを注文して館内へ。
本編上映前の劇場用CMで剣崎のオロナミンCの宣伝が流れた。
「オロナミンCで強くなれ」の台詞を聞きながらビールを飲む。
ポップコーンをほうばりながら、まずはデカレンを堪能した。
ビールでほろ酔いになった頃、デカレンは終了。

ここで、すぐ前の席の20代の女性2人が館内よりそそと退場した。
(なんで? ブレイド見ないの?)と一瞬、疑問を抱いた。
まぁ、人の趣味嗜好はそれぞれがさまざまだなと感じた。
おそらく、お目当てはデカレンのアクター達の誰かであって、
ブレイドの役者や話には全然興味が無いのだろう。
多少の不愉快感を即行で忘れ、すぐに目をスクリーンに移した。
前方の視界が広くなり、かえってこのほうが良かったのかも。
デカレンジャーも面白かったので、感想はまた別の機会に。
恒例となった友情出演。唐橋充が出ると知り期待した。
あいも変わらずの破天荒なすっちゃかめっちゃかなノリで楽しめた。
個人的には、野村義男がギターを弾くシーンがあったが、野村より、
彼に555のあの名曲を弾いて欲しかった気がする。
また石田未来と一緒にスリをする(実際は止めていたが)のが、
加藤美佳だったらと思うのは贅沢か。唐橋と絡めるしいいと思うが。
睦月の会社面接があれ何故?と思ったが、泉政行と村井克行の会社。
ナルホド。新旧社長対決を見せる為の強引なフリかと納得した。
あとスマートブレイン嬢が面接会場に案内すれば完璧だったと思う。

劇場版仮面ライダーブレイドMISSING ACE【ミッシングエース】
舞台は4年後、全てのアンデッドを封印したのちのお話。
平和な時代は続かず、またアンデッド達が街に出現した。
そこに3人の若者が現れて、それぞれがライダーに変身。
アンデッド達を軽々とやっつけ、次々と封印していった。
平和に暮らしてた剣崎の前にも、アンデッドが出現した。
元ライダーと新ライダーが遭遇し、物語は謎を含み進む。
ぱ〜ふれ〜んっとっ!!!
グレイブ、ランス、ラルクの3人の新ライダー達の活躍。
序盤は殆んどそれがメインで、時代が変わった事を印象させる作り。
先輩となる元ライダー(ブレイド、レンゲル)のご対面は、
初期の頃の作品で見られた、歴代ライダーが帰って来た!…みたいな、
なんか力を合わせてとか、ピンチに駆けつけたとは、全く違って、
橘を板ばさみに対立するといった、今までに無い新鮮な雰囲気だった。
だが、それが逆に、のちのドンデンを簡単に予想させたかもしれない。
志村が怪しいとは簡単に感じられたが、橘も結構怪しく描写されてた。
虎太郎が牛乳を飲まないシーンに笑い、でも最後は飲んだので感動。
栞のドレス姿は良かったし、オチが付いた結婚式も笑えてよかった。
エステでのシーンはかなりドキっとする場面があり興奮。栞万歳!
結局この映画の冒頭がTVでの最終回に繋がるという感じだけど、
今までのTV放映と分岐しパラレルな進行な話だった劇場版に比べ、
これは別に割り切って見る必要も無く、困惑感も無かった。
どうせなら映画を見た人には解かる様な、
決して映画に繋がらない様なTVのラストを期待したりもする。

正直に言えば、もっと始やカリスの活躍が見たかった。
新ライダー3人登場とキングフォームお披露目があるので、
最初から過度の期待は持たなかったが、予想以上に少なかった。
だけど随所に散りばめられた天音(成長体)とのムーディなシーンや
、 ここぞと言う所で見せた、カリスの変身&戦闘シーンに大満足した。
今までTVではそんなに感じなかったが、
映画を見た為か、TVでの放送の見方も変わってきた。
天音を想う始の心の葛藤と、始を慕う一途な天音に、
ひどく心を動かされるようになってきた。
TV版の今後は、始と天音の気持ちは繋がるのか。
残り十数話で映画とは別のどんな結末へと発展するのか。
とても楽しみである。
デカレンジャーもグッド!!!
そしてもうひとつ、最後に流れたTVの新オープニング曲。
てっきり相川七瀬のが流れるかと思いきやCHIPSのほうが流れた。
エンドロールと共に仮面ライダーの勇士が写し出されると思いきや、
皆で仲良くパーティーしながら飲めや食えやの大騒ぎ風景が映った。
壮絶な死闘のあとの和やかムードの絵に熱いノリの曲が合わさり、
その違和感と劇場の迫力音響が加わって、またもや心を動かした。
今までTVではそんなに感じなかったが、
この曲が好きになり、時折「♪切札は自分だけ〜♪」と呟く始末。
至福の2時間を満喫し、劇場をあとにしましたとさ。

(2004/10/07)

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