File.10 トランプマークの4人

今年1月25日に始まった仮面ライダーブレイドも、
はや18話まで放送され、4人目のレンゲルも登場し盛り上がっている。
各話それぞれの感想は毎週『仮面ライダー剣・放送リスト』に書いてるが、
番組の3分の1が過ぎた中盤突入の今、
ここで4人のライダーそれぞれについて、自分の考えを少々。


まずは一番大好きな仮面ライダーカリス。
色もデザインも4体の中で一番のお気に入りで、
愛車シャドーチェイサーも4台のマシンに中では一番かっこいいと思う。
黒のボディーに金の模様に赤い目。秀逸なデザインが魅了する。
孤独を踏みながらも人間の優しさに触れ、悩み苦しみながら、
それでもなお本能を剥き出しに荒々しく闘う様が、心を掴んで話さない。
アマゾンやギルスに通じる野性味溢れる躍動感に惚れている。
ハート・カリス
始に関しては表情が豊かで、演技には一番安心感がある。
精悍な造りの男前で、怒った顔や笑った顔にインパクトがある。
役的にも一番難しいキャラ設定を受け、しっかりこなしていると感じる。
今後、心境の変化や剣崎との絡みなど色々と期待を抱かせる役所であり、
他の3人と違い、唯一人間では無い始の活躍に注目したい。


次に明るい小豆色といった今までに無いカラーの仮面ライダーギャレン。
緑目がシャドームーンを連想させ、番組開始当初は敵側の匂いを感じた。
ガンを打ちまくる格好はG3やロボライダーを思い出す。
戦闘様に作られたスーツを着用という感じもG3に通じるものがある。
分身キックで見せた、これぞ仮面ライダーというアクションに興奮した。
カリスに続いて好きな仮面ライダーはギャレン。
ダイヤ・ギャレン
そのギャレンの変身者である橘は、人間4人の中で一番好きだ。
序盤で所長への疑惑から反発、そして戦闘システムの障害に苦しみ、
伊坂との合流による禁断の強化に手を出し、小夜子の死による復讐劇と、
ギャレンを放棄、そして桐生の登場でまた新たな展開を予想させる。
常に物語の先頭にたって活躍を繰り広げた橘。すっかり夢中だ。
なかなかの色男でバイクにまたがる姿が一番サマになってると思う。


番組開始当初からまだ秘密だよと隠しながら期待を持たせ、
20話近くにようやく登場となった異色の存在・仮面ライダーレンゲル。
このひっぱりようはまさにシャドームーン的な存在。
せっかく封印したアンデッドを解放する反則技に感動した。
デザインは強いんだという風格を前面に出そうとした感が見える。
批難する人が多いが見慣れればわりとカッコ良いと思う。
クラブ・レンゲル
睦月はまだ登場して間もないけど、いろいろ訳有りな所が注目させる。
少年という設定なので男前とかじゃ無くとことん子供っぽさを出し、
そのうえでレンゲルと向き合う経緯を、上手く演じていると思う。
普段はおとなしく争いを好まないが、徐々にベルトの力で強くなり、
「ふふん…どうだ〜」みたいな表情を見せる所などなかなか上手い。
変身中の記憶が無い部分がどうなるのか、そして夢の秘密。注目。


仮面ライダーブレイドは誰がなんと言おうが主役である。
ギャレンとの色違い。言わばライダーシステム1号2号といった、
関係で2対をセットで見るとあぁなるほどねと思えるが単体では…。
まぁ最近の仮面ライダーは皆、見慣れるまでに苦労するが、
それは長寿シリーズの宿命で仕方の無い事、ようやく慣れてきたかな。
スペード・ブレイド
剣崎はつかみ所が無い。五代程に面白いかと言えばそうでは無いし、
翔一みたく純粋かと言えば今一はっきりしないし記憶もあるし、
真司くらいのはちゃめささがあるかと言えば中途半端だし、
乾の様にクールな面があるかと言えばあそこまでは〜と思えるし、
めちゃくちゃ男前かと言うとそうでは無いしでもブサイクじゃ無いし、
爽やかな様でも言う程徹してないし、限りなくニュートラルな存在感。
でも意図的にこういった設定なら、それはかなりすごい事だと思う。


以上まだ半分強ある放送。今後どういった感じ方に変わるかは謎。
とにかく仮面ライダーは大好きなので4人ライダーの活躍には期待大。
これからも楽しみにしている「仮面ライダー剣」なのだ!

(2004/05/26)

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