定着していた不動の1番打者・今岡誠の打順が変わった。 首脳陣にとって苦肉の策?のオーダー急変更。 4月30日の甲子園でのヤクルト戦から打順が3番になった。 3試合で12打数5安打6打点の打率4割1分7厘。 数字で残した3番の活躍ぶりで、核弾頭(斬り込み隊長)から、 クリーンアップ(ポイントゲッター)に生まれ変わった今岡誠。 本人も1番よりやりがいがあると新聞記事にコメントしている。 そして、この今岡を含んだ打順変更が功を奏して、 打線は爆発! 繋がりを見せ得点力もアップ! チーム自体もヤクルト戦から3連勝で貯金2となり、 雨流れの敵チーム敗戦といった棚ボタで首位になった。(5月3日現在) 確かに今岡は昨年の首位打者、アベレージも魅力的で、 クリーンアップとしては充分に機能するだろう。 実際それまでの3・4・5番があまり調子が良いとは言えず、 打順変更を余儀なくされたのも解かるし、 結果が良い方向を向いた事でこれはいちよう成功したと言える。 新選手会長の重責とその実力から真価を発揮した、 まさに誠の救世主だ。 だけど1番今岡の魅力も捨てがたいんだよね。個人的には。 相手投手の立ち上がりに鋭く襲い掛かり、出鼻をへし折る切り込み役。 先頭打者HRももちろんあるし、 ボール球でも内野の頭を越す悪球打ちぶりも秘めているし、 その安定した打撃は、第1打席の先制パンチといったお楽しみがある。 試合前に順調な仕上がりの手応えを感じた相手投手をへこますには、 やはりこの様な頼もしい1番が相応しい必要なのではとも考える。 足が速く長打力は無いが打率安定の1番バッターと、 HRも打てて打率が安定してるが足は速くない1番バッターの、 2パターンがあると思うんだけど、今岡はまさに後者。赤星は前者。 同じ背番号7番は、その昔、真弓選手が付けていた。 驚異の核弾頭・真弓と今岡のイメージが自分には強烈に重なっている。 自分はやっぱ強打者タイプの1番バッターが好きだ。 やっぱり今岡1番が似合うやろと思う反面、 クリーンアップを強化し得点力アップには新オーダーも納得。 先頭打者HR記録更新の期待は無くなり複雑な心境だけど、 結果オーライ!! 素直にこの打順にチーム勝利の期待を掛けたいと思う事にした。 (2004/05/04) |
File.4 誠の救世主?!
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