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まえおき GW(ゴールデンウイーク)のど真ん中、五月五日の子供の日。 ぽかぽか陽気に誘われて、部屋を飛び出したい衝動に駆られました。 とりあえず、どっかに出かけたくなりました。 いきあたりばったりで、向かった先は、いにしえの都、奈良でした。 ![]() せっかく奈良に来たんやから、大仏でも眺めよう! そんな気まぐれから、奈良公園を抜け東大寺へ向かいました。 近鉄奈良駅からみて東側、徒歩約15分の距離です。 東大寺は、奈良時代の743年、聖武天皇の発願として創建されました。 木造建造物としては世界一の規模を誇る、世界遺産のひとつです。 座高14.98mの大仏は、何度見ても圧巻で感動させられます。 また、南大門にそびえ立つ2体の金剛力士像も、かっこよかったです。 目の保養を済ませたあと、東大寺の南西にある、興福寺に行きました。 ![]() 興福寺では、五重の塔を眺め、国宝館を見物しました。 710年に創建された天平の文化空間は、歴史の重みを感じました。 京都山科の藤原鎌足私邸に建立された山階寺が前身で、飛鳥時代を経て、 和銅3年の平城遷都に伴い、藤原不比等によって現在の地に移転されました。 境内には、興福寺五重塔、興福寺東金堂、三重塔、興福寺北円堂と、 4つの国宝があり、多くの天平時代の仏教彫刻の名品が保存されています。 近鉄奈良駅から、僅か徒歩5分の距離にある興福寺をあとにして、 東向通りから三条通りに曲がって、JR奈良駅まで散歩しました。 ![]() 1200頭の鹿が群れ遊ぶ奈良公園は、沢山の観光客で溢れていました。 JR奈良駅に向かう、東向通りから三条通りも、賑やかでした。 さすがはゴールデンウイークといった感じで、露店も盛況でした。 繁華街の人混みとは、また違った賑やかさがありました。 道行く人達が皆のんびりまったりなので、雰囲気が和めました。 JR奈良駅は、2003年まで使われていた旧駅舎が残っており、 その趣は方形屋根に相輪を持つ寺院風の洋風建築で、とても立派でした。 高架化に伴い取り壊される予定でしたが、市民の運動等により保存されたそうです。 ![]() さて、奈良公園周辺の社寺を巡るといった、 文化財と自然景観を兼ね備えた、人気の大和路定番のコースを離れて、 ガイドブックには載っていない大和路を散策することにしました。 近鉄奈良駅に戻り、鈍行電車に乗って、菖蒲池駅まで行きました。 昔遊びに行った、あやめ池遊園地が一昨年に閉園したのを思い出したからです。 跡地はどんなふうになってるのかと思ったら、柵に囲まれてるだけでした。 噂では学校が移転するらしいのですが、工事は全くされてませんでした。 ガキの頃に遊びに来た時の賑わいとの落差を感じ、郷愁がこみ上げてきました。 ![]() 無くなるものもあれば、新たに創られるものもある。 次に思い出したのは、先々月に開通した、けいはんな線の事です。 近畿日本鉄道けいはんな線の終着駅である、学研奈良登美ヶ丘駅が、 北に向かって歩いていけばあると思いついた私は、 地図も持っちゃいないのに、方角だけを頼りに歩く決意を固めました。 20分程歩いて、地名が登美ヶ丘の所に入った時は、もうすぐだと思いましたが、 そこからがかなり遠かったです。登美ヶ丘自体がすごく広いと痛感しました。 そして辿り着いた駅ですが、周辺のなにも無さにカルチャーショックを覚えました。 ![]() ただでさえ、それまでの道でも、多くの住居建物や、通る車は沢山見ても、 道行く人とゆうものを、殆ど見ませんでした。すれ違う人が殆どいませんでした。 祝日の昼下がりだというのに、ものすごく静観とした町並でした。 でも駅周辺はきっと賑やかなんだろうと想像してたのに、見事に静かな風景でした。 駅はさすがに近代的で立派な建物なんですが、周りの静けさに寂しさを感じました。 北西側にはショッピングセンターが出来るみたいで工事が行われてましたが、 南東側は山の急斜面で、迫力ある景観でした。切符を買いエスカレーターを上り、 ホームに立ちましたが、利用客が数人しかおらず、物静かな雰囲気でした。 ![]() これにて大和路散策は終了。そのまま、けいはんな線で生駒まで行き、 近鉄電車の難波行き快速急行に乗り換えて、大阪に帰宅しました。 元々歩くのは大好きです。それにしてもかなりの距離を歩いたと思います。 少し疲れました。でも心地よい疲れでした。気分爽快でした。 いつもの人混みの街を離れて、静かな道をのんびり歩いて癒されました。 東大寺、興福寺、奈良公園、その他諸々の場所で撮った多くの写真は、 アルバムBOXのミニアルバムにあります。 人混みはけして嫌いじゃないし、賑やかな街で暮らすのがあっている自分ですが、 たまに、こんな風に静かな所へ足を運びたくなるのです。またいつかどこかへ…。 (2006/05/31) かず |
Chapter.13
奈良・大和路探索
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