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Chapter.11

まだまだあぶない刑事

まえおき
日本テレビ系列で放送されていた、1980年代を代表する刑事ドラマ。
何回、いや何十回と見ても飽きない、大好きな番組です。
大ファンである柴田恭兵さんへの熱を、何倍にも膨張させただけではなく、
それまでは別にそんなでもなかった、
浅野温子さんや、舘ひろしさんへの熱をも上昇させてくれました。
今回のフリーページは、そんな大好きな『あぶない刑事』について・・・。

Stage.1・あぶ刑事に対して思うところ

今から丁度19年前の1986年10月にスタートした、あぶない刑事。
本放送は、学生の頃でした。夢中で見てました。一気に好きになりました。
劇場版も過去に5作を公開するほどの超人気作品でした。
再放送も頻繁にやっていたので、もはやこれを知らない人はいないと思います。
今更・・・という人はいても、この作品を駄作だ、つまらんと非難するような、
あまのじゃくな人は滅多にはいないと思います。
(なんでもかんでも非難したがる、基本アンチを美徳とする人は別として)
内容は、神奈川県警港警察署捜査課を舞台に、ダンディでクールな鷹山敏樹刑事と、
おしゃれでユニークな大下勇次刑事が大活躍する物語です。私は勇次派です。
お洒落でユニークな展開と、ド派手なアクションが併せ持つ爽快感がたまりません。
タカとユージの、絶妙なコンビネーションや、面白い台詞や、アドリブが圧巻で、
軽快なBGMのリズムと共に展開される事件と、アクションが楽しいです。
次回予告の2人のナレーションも面白いです。漫才やってるみたいで大好きです。
サブタイトルの、二文字熟語も、おしゃれでカッコいいです。
当時2人がそれぞれCMでやっていた、ポッカコーヒーとポカリスエットとを、
劇中で交換するシーンは有名で、本当に絶妙で面白かったです。

TV版のオープニングは、タカ目線で港署に入りタカが課長の元へ行くまでの間、
すれ違う刑事達に役名テロップが挟まれ、2人の射撃でメインタイトルの表示。
当時の刑事ドラマのオープニングは、動きのある派手なものが主流でしたが、
あぶ刑事のOPは、内容の派手さと相反して、いたってシュールでした。
このあたりも、おしゃれで新しいなと、当時は感じたものです。
EDは、舘ひろしさんの「冷たい太陽」、続編の『もっとあぶない刑事』では、
同じく舘ひろしさんの「翼を拡げて〜OPEN YOUR HEART〜」、
どちらもかっこいい曲です。港近辺の廃倉庫を走る2人の映写機風の映像です。
個人的には『あぶない刑事フォーエヴァー』のエンディングの、
「CRY OUT 〜泣いていいよ」がアンティークな雰囲気大で、好きです。

時代と共に、映像も作品の世界感も色あせてはいくものですが、
心に刻まれた、『あぶない刑事』によって受けた衝撃は、
青春の思い出と一緒に、いつまでも光り輝いて、鮮明に残っています。
…そんな『あぶない刑事』が、7年ぶりにスクリーンに復活! 嬉しいです。
前売り券を購入し、しっかり特典の卓上カレンダーもゲットしました。
そして、10月22日、公開初日に待ちきれず見に行ってきました。

Stage.2・あぶない刑事19年のデータ

テレビドラマ
『あぶない刑事』
1986年10月〜87年9月 日曜日21時 全51話放送
暴走 救出 挑発 逆転 襲撃 誘惑 標的 偽装 迎撃 激突  奇襲 衝動 追跡 死闘 説得 誤算 不信 興奮 潜入 奪還  決着 動揺 策略 感傷 受難 予感 魔性 決断 追撃 黙認  不覚 迷路 生還 変身 錯覚 疑惑 暴発 独断 迷走 温情  仰天 恐怖 脱線 苦杯 謹慎 脱出 報復 無謀 乱調 狙撃 悪夢

『もっとあぶない刑事』
1988年10月〜89年3月 金曜日20時 全25話放送
多難 攻防 閉口 奇策 争奪 波乱 減俸 秘密 乱脈 悪戯  結婚 突破 代償 切札 不惑 異変 乱心 魅惑 役得 迷惑  傷口 暴露 心痛 急転 一気

『あぶない刑事フォーエヴァーTVスペシャル98』
1998年8月28日放送
『金曜ロードショー』枠 柏原寛司/大川俊道・脚本 一倉治雄・監督

映画
『あぶない刑事』
 1987年12月12日公開 柏原寛司/大川俊道・脚本 長谷部安春・監督
『またまたあぶない刑事』
 1988年7月2日公開 柏原寛司/大川俊道・脚本 一倉治雄・監督
『もっともあぶない刑事』
 1989年4月22日公開 柏原寛司・脚本 村川透・監督
『あぶない刑事リターンズ』
 1996年9月14日公開 柏原寛司/大川俊道・脚本 村川透・監督
『あぶない刑事フォーエヴァー』
 1998年9月12日公開 柏原寛司/大川俊道・脚本 成田裕介・監督
『まだまだあぶない刑事』
 2005年10月22日公開 柏原寛司/大川俊道・脚本 鳥井邦男・監督
メインキャスト
舘ひろし(鷹山敏樹) 柴田恭兵(大下勇次) 仲村トオル(町田透)
浅野温子(真山薫) 御木裕(鈴江秀夫) 山西道広(吉井浩一)
ベンガル(田中文男) 秋山武史(吉田春彦) 衣笠健二(谷村進)
木の実ナナ(松村優子) 小林稔侍(深町新三) 中条静夫(近藤卓造)

Stage.3・まだまだあぶない刑事の感想

「おまたせベイベー!」「イッツショータイム!」
2005年10月22日の土曜日、公開初日に早速見てきました。
ネタバレを避けて簡単に感想を述べます。

まずは、真犯人というか、後半のどんでんがえしにビックリしました。
これについては、そのうちいろんなサイトやブログで出ることでしょう。
見たくない、知りたくない、なのにネタバレが目に入ってしまうネット時代。
本当に公開初日に家でネットなどせず、とっとと街にくりだして正解でした。
劇場で、事前にネタバレを目にすること無く、普通にビックリできました。
伏線らしいものは多少ありましたが、まさかあーも見事にひっくり返るとは、
想像できなかったです。正直、前半の同窓会的単調な展開と、薄い内容が、
一気にハードな作品に急転して、めちゃくちゃ後味が良かったです。

予告編でしつこい位に流れた2シーン。恭兵の「イッツショータイム!」と、
西部警察SPでも見せなかった舘のバイクシーンは、ものすごく爽快でした。
これはやはり、劇場ならでわの迫力だなと思いました。
テレビで見たり、予告編のさわりだけでは味わえない爽快感でした。
予告編で無かったトコでは、ふりがなとか、どっから用意したんだよ?とか、
だんじりとか、瞳ちゃんお茶とか、恭兵の汗フキフキとか、電話コードとか、
透が感動したトコとか、薫の4衣装とか、薫の会員証とか、恭兵の息切れ等、
沢山大笑いしました。まだ他にもあるけどこの辺にしておきます。
まだ公開したばかりなので、これから見に行く人も大勢いるでしょう。
また、DVDやTV放送(無いかも)を楽しみにしてる人もいると思うので。

カッコ良さにシビレさせるとこと、笑わせどころが、絶妙のバランスで混在。
最後のオチ?的な松村署長の台詞に、続編への謎フリなのか、それとも…、
この「まだまだ〜」は完全に○■的な△物語なのかといった疑問を残して、
舘ひろしの『貴女と・・・』が流れました。渋いバラードです。
エンディングあとの(少し期待した)シーンは一切無く、幕となりました。
ラストシーンはカッコよかったのですが、ちょっと?な感じでした。
これは、いろいろ各自で想像してくださいみたいなメッセージなんだと、
勝手に納得して、劇場をあとにしました。
最後に一言。今回のあぶ刑事のパンフレットは、過去の作品の解説もタップリ。
懐かしいカットも満載で良い感じです。お勧めです!
来年は誕生20周年!
それを機会に、また映画とかTVSPを、是非ともやってほしいものです。
(2005/10/24)
かず


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