Chapter.3

HDD搭載DVDレコーダーの楽しみ方 DVD−R作成

まえおき
今やビデオデッキに比べDVDレコーダーが売れる時代になりました。
私がHDD搭載DVDレコーダーを購入したのは2003年の9月。
購入の理由は、ビデオ録画でいろんな問題に悩まされていた事と、
それを克服するにはHDD搭載DVDレコーダーしかないと思ったからです。
そのビデオ録画での問題点とは以下の5つです。
@画質の劣化で昔のビデオが見難くて仕方が無い。
Aどのテープに何を撮ったか忘れる。
Bタイマー録画もテープのセットが面倒。
Cビデオテープがかさばって置き場所に困った。
Dダビング(いいとこ保存)が面倒。

つまり面倒くさがりで、なおかついろいろ録画するもんがあるし、
今後の保存も考慮して、こりゃ必要だ〜と考えたからです。
結果、上記の問題点は全て解消され、素適なDVDが沢山焼けました。
このページでは、そのHDD搭載DVDレコーダーがどれだけ便利か、
またそれを使ってのお楽しみ、DVD−Rの作成についてをご紹介。




HDD搭載DVDレコーダーは便利。
まず上に書いたビデオデッキの5つの問題のうち、3点について、
簡単にHDD搭載DVDレコーダーの方が便利である事を述べます。
今更、既にご承知の事かも知れませんが・・・


まず始めに画質の面での問題、
@画質の劣化で昔のビデオが見難くて仕方が無い。

これは市販のDVDソフトを見れば一目瞭然でしょう。同じです。
画面のゆれ・チラツキ・線が入る・暗くなる等、テープの様な劣化は、
DVD−Rでも、DVD−RAMでも、DVDソフト同様に起こりません。
DVD−RAMと、内蔵HDDの間で、何度ダビングを行っても、
(そんな何度もしませんが)画質の劣化はありません。
テープのノビやカビ発生の心配も無く、保存面ではかなり安心です。


次に録画の面での問題、
Aどのテープに何を撮ったか忘れる。

これはちゃんと書いておけば済む事ですが、本数が溜まれば苦労します。
忙しく録画したもんがなかなか見れない状態で次から次へタイマー録画。
で、テープの残量につなぐ感じで録画したりしていく訳ですが、
結果どれを見て、どれを消して上から録画し、どれが見て無い分かなど、
いちいち書き留めれる量では無くなった場合、どんどん解らなくなって、
もう一つの問題であるBにも繋がる始末です。

Bタイマー録画もテープのセットが面倒。

これがHDD搭載DVDレコーダーなら一気に解決。
HDDの容量の大小にもよりますが、最低でもテープ20本分、
最近の400Mなんてのになりゃ100本近いテープの録画を、
画面で解り易く管理出来きます。

タイマー録画時に、いちいちテープをセットする必要がないから、
数週間でも家を留守にしてタイマー録画を溜めても大丈夫。
テープの残量(テープ見ても解らないよね)も気にしなくていいし、
流してザッと見て、すぐ消す時も楽チン。まき戻しも必要ありません。
更には長時間番組をタイマー録画の途中で、部屋に帰ってきた場合も、
録画を継続しながら最初からおっかけて見れCMもスキップでき時間節約。

私みたいな面倒くさがりやさんでも、簡単に録画ライブラリーを管理出来ます。


そして、そのあとに問題になる編集保存の問題、
Cビデオテープがかさばって置き場所に困った。
Dダビング(いいとこ保存)が面倒。

まず保存したい箇所の先頭部分と終わりの部分でそれぞれ一時停止し、
両方にチャプター設定(ボタン一発)をすればそれでOK。
あとは2箇所のチャプター設定で挟まれた部分、
つまり保存したい箇所をピックアップして集め、一括でダビング。
ダビング中、ビデオみたく保存箇所を流す必要も無いし、CMカットも楽。
ビデオ→ビデオの場合そのダビングする物の時間がかかるのに比べ、
時間は1時間番組で約5分程度。(最新機種はもっと早いのでは)
保存はかなり簡単で、その上、ビデオテープに比べて場所とりません


そして過去に撮って溜まった保存用ビデオを整理する事にしました。
☆一旦ビデオテープを流しHDDに録画します。
   ↓
☆HDD内でチャプター分割しサムネイル画像やタイトルを設定します。
   ↓
☆DVD−Rに焼くか、DVD−RAMにダビングします。

ビデオを流す事に時間がかかりますが、それ以上の劣化がなくなり、
置き場所も少なくて済むし、見たい部分の頭出しも楽になるし、
そのうえ、オリジナルDVDケースも作れて楽しいです。



DVDケース作りは楽しい。
DVD−Rは一回のみ焼いて、あとは再生専用になります。
DVD−RAMは何度でも繰り返し消したりダビングしたり出来ます。
値段的にDVD−RはRAMの約半分。で読み込み時間も早いです。
保存してタマに見るならDVD−Rに焼いてしまい、
いつかは消してと考えるならDVD−RAMに一時保存となります。
自分は結構な量の保存したい番組があり、消すつもりも無いので、
コスト的に安いDVD−Rに焼きまくってます。
約10ヶ月位かかって地道に80枚近く焼きました。
かなり苦労しました。で最近は疲れてやってません。

だけど、DVD−Rに焼く時にもう一つ楽しみがあります。
それはDVDケース作りです。PCで印刷した紙をケースに入れ、
自分の好きなデザインのオリジナルDVDケースを作ります。
これも結構時間がかかりますが、出来上がりを見れば嬉しいです。

以下、オリジナルDVDケースの作り方、公開。



    
まずPCでプリントする画像を編集します
特撮やドラマはタイトル、巻数表記、サブタイトル等を
歌番組なら歌手名、曲名等を画像にのっけて書き込みます
    
なるべく厚い用紙にプリントします(ちなみに特捜最前線)
←表です
2つ折にして
開ける側の
ケースに
挟みます
→裏です
DVDをのせる台を
一旦開いて入れ
埋め込んで
閉じます
 ネームランドで
DVDに貼るラベルを
造ります
乾燥
直接DVDレーベル面に印刷出来るプリンターが無いので
DVDにネームランドで造ったラベルを張ります
(画像をDVDにプリント出来ればもっと素適なんだけど)
雑誌の裏を敷き
丁寧に切ります
いよいよ完成!!

←開くとこんな感じで
↓ひっくり返すとこんな感じです
特捜最前線の再放送を焼いたものです
OPが変わるごとにケースの表紙を変え
ナレーションを書いて演出しています

裏面にはOPでの刑事達のショットを
キャプチャーした画像を並べてあり
レギュラー刑事の入れ替わりが一目瞭然
ケースを開くと収録サブタイトルが見れる
そんな感じで各巻こつこつと造ってます
←仮面ライダーとかもこんな感じで
↓縦に並べるとこんな感じです
DVDを乗せる面が透明なら
裏面を2枚用意し
のせる面にも紙を入れます
でかいケースは1枚で済みます

時間はかかるけど完成したDVDを見たらニヤけてしまいます。
自分の手作りであるオリジナルDVDケースを並べ保存しています。
これからもどんどん増えていき、結局ビデオテープん時と同じになり、
そんなDVDの保管場所に悩みだした頃(近い将来)には、
携帯HDDの様に、DVDに変わる新たな記録媒体が出来てたりして。

ま〜、だけど現在は手持ちのビデオテープも殆んど無くなり、
毎日の番組録画ライフは簡単になって、画質も綺麗で不快感無く、
今後の保存も簡単便利で・・・
HDD搭載DVDレコーダー1台でこんな喜んでる自分は単純です。



まとめ

特撮、アニメ、刑事ドラマ、歌番組PV等、
とにかく、保存して残しておきたいものが多すぎる自分。
10年以上経っても懐かしいそれらを綺麗な画像で楽しみたい自分。
新しいドラマやバラエティー番組より古い再放送が大好きな自分。
オリジナルDVDケースを並べその出来栄えに自己満足する自分。
HDD搭載DVDレコーダー1台ですごく喜んでる単純な自分。
高い買い物だったけど、充分価格以上に楽しんでおります。
(今は自分の持ってるHDD搭載DVDレコーダーよりも、高スペックで機能も進化し少々値段も下がったものが発売されている訳ですが、所詮電気製品なんてそんなもん。買う時期が早い分、楽しんだ時間はタップリでした。で、あまりにもいっぱい酷使してるのでHDDの寿命が早まる事が心配です。)
(2004/6/25)
かず


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