今回で6回目となる、小学館の応募者全員プレゼントの企画。 週刊少年サンデー特製DVDが、先月末に届いた。 タイトルは、『消えたダイヤを追え! コナン・平次VSキッド』 去年まではビデオテープだったが、今回からDVDとなった。 最終応募締め切りは5月31日。丁度、これを書いている今日である。 もう送ったけど、まだ到着してない人もいるだろう。 ぎりぎりの今日に、ようやく応募した人だっているだろう。 到着したけど、まだ見てない人だって中にはいるだろう。 少々、ネタバレも含むのでご注意を・・・。 ある日、コナンの元に、間違ってかかってきた一本の電話。 それは「金は用意出来たか」で始まる脅迫電話であった。 電話の声に、聞き覚えがあったコナンは、やがて、 その声が、服部平次とそっくりである事に気がついた。 上京した平次と共に、探偵事務所の電話番号に似た所へ、 次々と電話をかけ、遂に平次の声に反応した相手を見つけた。 早速その人の所へと急行する平次とコナン。 一方、その2人をビルの上から静かに見下ろす男がいた。 神出鬼没の大泥棒、怪盗キッド・・・。 冒頭の9分は、ざっとこんな感じである。 蝶ネクタイ型変声機の存在をすっかり忘れて、 わざわざ服部平次を大阪から呼んだ江戸川コナンに感謝。 おかげで、大好きな平次をタップリ楽しめた。 最後の「俺、なんの為に大阪から出てきたんやろ」には笑った。 相棒の遠山和葉は大阪でお留守番だから出番無しかと思ってたら、 しっかり平次に電話をかけてくるシーンで登場。 コナンは平次の声だと気付くのに、随分と時間がかかったが、 和葉は、一発で気がついたみたいで、さすがだなと思った。 対して、キッドの登場はタイトルのわりに出番が少なかった。 なんか飛んでるシーンとトランプガン打ってるシーンだけで、 変装とか、けむり玉とかやんなかったのは、物足りない。 台詞だって、ほんのちょっとしかなかった。 でも最終的においしいところは持っていった感じはする。 物語の途中、上空を飛ぶキッドに、何か気配を感じたコナンが、 平次に「今、何かよぎらなかったか?」と聞いたあとの、 「ああ、ムササビかもな」とゆう平次の台詞が面白かった。 最後の「あれ、ムササビとちゃうかったんやな」に繋がっている。 今回の話に、もしネクストコナンズヒントがあったとしたら、 おそらく「目覚まし時計」になるだろう。いや「目覚まし人形」か。 はたまた「人形時計」だろうか。「沖野ヨーコ型時計」かもしれない。 実におっちゃんらしいエピソードだったし、しっかり事件に絡んでた。 その人形時計が2万円したと聞いて怒る毛利蘭が現実的で面白かった。 ビールを1日1缶に制限されたおっちゃんが可哀相だった。 笑ったのは、ラストで川ん中に落っこちたのに、浮き上がってきて、 しかもしっかり「おはよう朝だよ」と声を出したところだ。 防水うんぬんも謎だし、丁度その時間に喋る様セットしてたのかも謎。 細かいトコでは、EDの声の出演テロップで、 『声が平次に似た男』に『声がヨーコに似た女』があったのに笑った。 [堀川りょう]でなく[北島淳司]、そして[長沢美樹]でなく[三浦雅子]。 街中で電話してたモリワキは『会社員』だし、多分八百屋さんの2人。 22分30秒に上手くまとめられた内容だった。面白かった。 じゅうぶんに楽しめた。今回からDVDにしてくれたのも嬉しかった。 過去の全プレの5作をDVD化したのには、こんちくしょうと思った。 5作とも応募して手元にあるが、所詮はビデオテープ。劣化は必至だ。 かといって改めて購入ってのもかなりしゃくである。迷うところだ。 (2006/05/31) |
File.23 消えたダイヤを追え! コナン・平次VSキッド
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