File.23 消えたダイヤを追え! コナン・平次VSキッド

週間少年サンデー 今回で6回目となる、小学館の応募者全員プレゼントの企画。
週刊少年サンデー特製DVDが、先月末に届いた。
タイトルは、『消えたダイヤを追え! コナン・平次VSキッド』
去年まではビデオテープだったが、今回からDVDとなった。

最終応募締め切りは5月31日。丁度、これを書いている今日である。
もう送ったけど、まだ到着してない人もいるだろう。
ぎりぎりの今日に、ようやく応募した人だっているだろう。
到着したけど、まだ見てない人だって中にはいるだろう。
少々、ネタバレも含むのでご注意を・・・。

DVD到着! ある日、コナンの元に、間違ってかかってきた一本の電話。
それは「金は用意出来たか」で始まる脅迫電話であった。
電話の声に、聞き覚えがあったコナンは、やがて、
その声が、服部平次とそっくりである事に気がついた。
上京した平次と共に、探偵事務所の電話番号に似た所へ、
次々と電話をかけ、遂に平次の声に反応した相手を見つけた。
早速その人の所へと急行する平次とコナン。

一方、その2人をビルの上から静かに見下ろす男がいた。
神出鬼没の大泥棒、怪盗キッド・・・。

中身はこんな感じ 冒頭の9分は、ざっとこんな感じである。
蝶ネクタイ型変声機の存在をすっかり忘れて、
わざわざ服部平次を大阪から呼んだ江戸川コナンに感謝。
おかげで、大好きな平次をタップリ楽しめた。

最後の「俺、なんの為に大阪から出てきたんやろ」には笑った。
相棒の遠山和葉は大阪でお留守番だから出番無しかと思ってたら、
しっかり平次に電話をかけてくるシーンで登場。
コナンは平次の声だと気付くのに、随分と時間がかかったが、
和葉は、一発で気がついたみたいで、さすがだなと思った。

サブタイトルどん! 対して、キッドの登場はタイトルのわりに出番が少なかった。
なんか飛んでるシーンとトランプガン打ってるシーンだけで、
変装とか、けむり玉とかやんなかったのは、物足りない。
台詞だって、ほんのちょっとしかなかった。

でも最終的においしいところは持っていった感じはする。
物語の途中、上空を飛ぶキッドに、何か気配を感じたコナンが、
平次に「今、何かよぎらなかったか?」と聞いたあとの、
「ああ、ムササビかもな」とゆう平次の台詞が面白かった。
最後の「あれ、ムササビとちゃうかったんやな」に繋がっている。

タイトル画面は3人 今回の話に、もしネクストコナンズヒントがあったとしたら、
おそらく「目覚まし時計」になるだろう。いや「目覚まし人形」か。
はたまた「人形時計」だろうか。「沖野ヨーコ型時計」かもしれない。
実におっちゃんらしいエピソードだったし、しっかり事件に絡んでた。

その人形時計が2万円したと聞いて怒る毛利蘭が現実的で面白かった。
ビールを1日1缶に制限されたおっちゃんが可哀相だった。
笑ったのは、ラストで川ん中に落っこちたのに、浮き上がってきて、
しかもしっかり「おはよう朝だよ」と声を出したところだ。
防水うんぬんも謎だし、丁度その時間に喋る様セットしてたのかも謎。

過去の5本のビデオ 細かいトコでは、EDの声の出演テロップで、
『声が平次に似た男』に『声がヨーコに似た女』があったのに笑った。
[堀川りょう]でなく[北島淳司]、そして[長沢美樹]でなく[三浦雅子]。
街中で電話してたモリワキは『会社員』だし、多分八百屋さんの2人。

22分30秒に上手くまとめられた内容だった。面白かった。
じゅうぶんに楽しめた。今回からDVDにしてくれたのも嬉しかった。
過去の全プレの5作をDVD化したのには、こんちくしょうと思った。
5作とも応募して手元にあるが、所詮はビデオテープ。劣化は必至だ。
かといって改めて購入ってのもかなりしゃくである。迷うところだ。

(2006/05/31)

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