File.8 まじっく快斗について

映画銀翼の奇術師公開直前の今、注目度NO.1のコナンのライバル的存在。
コードネーム・怪盗1412号
通称・怪盗キッド
彼の存在があるのも『名探偵コナン』の楽しい所だと思う。

『まじっく快斗』こと怪盗キッドとは・・・
18年前のパリで最初に出没し、その10年後に消息を絶った。
当時の怪盗キッドは『黒羽盗一』有名なマジシャンであった。
それから8年経ち、その息子が遺志を受け継ぐ事になる。
2代目怪盗キッドが誕生し、主に日本で活動を開始。
その正体は、『黒羽快斗』。
彼は青山剛昌作の作品『まじっく快斗』の主人公だ。
この漫画は小学館より3巻まで発売中である。
『名探偵コナン』とリンク性の強い作品で、なかなか面白い。
一旦終了し、それ以降なかなか続きが出ず、
現在は『名探偵コナン』の話の中だけで活躍し、
『まじっく快斗』そのものの話は未完のままという状態である。
父親を殺した組織もまだはっきりと正体を現していない。
ひょっとしたら黒の組織では?とも思える。
まさか・・・そこまで繋がってないかな。

『まじっく快斗』こと黒羽快斗とは・・・
江古田高校2年生(新一と同)でマジックが得意な明るい高校生。
死んだ父、黒羽盗一の跡目を継承し、怪盗キッドになった。
推定身長174cm推定体重58kg視力左右共に2.0と抜群。
IQ400頭脳優秀。変声機を使わずとも声色は無数に変えられる。
血液型はB型。誕生日は6月21日。魚が嫌いなとこ共感(笑)
盗んだ獲物で父の仇に関係のないモノは持ち主に返す律儀な性格。

『まじっく快斗』は設定がおしゃれで、登場人物関係が面白い。
黒羽快斗の幼馴染の中森青子の父が、
警視庁捜査ニ課警部の中森銀三。
若い頃から怪盗キッド(先代含む)をずっと追いかけてきた刑事。
怪盗キッドを捕まえようとする情熱は強いのだが、
いつも手玉に取られてしまう。
なので青子は怪盗キッドを快く思っていない。
黒羽快斗は父親がなぜ泥棒(怪盗キッド)だったのか、
8年前に父親を殺した奴らは何者なのか、
それを突きとめるために青子にも正体を隠しながら、
怪盗キッドとして手掛かりを探る。
(正体隠してっていうこの設定が工藤新一と毛利蘭に微妙にかぶっている)
もちろん怪盗なので、変装は大得意であり、新一にも変装して、
コナンを助けた事(コナン映画第3弾世紀末の魔術師)がある。
似た者心理という奴か?
またクラスメートに、怪盗キッドを追う白馬警視総監の息子がいる。
それと魔女で赤魔術の正統なる継承者の小泉紅子も転校してきて、
黒羽快斗に惚れてしまうといったありさま。

この様な複雑な人物関係の渦中にいる黒羽快斗が、
キザで神出鬼没の怪盗キッドとなってまたまた映画に登場。
それと同時に、週刊少年サンデー応募者全員プレゼントの、
オリジナルビデオ第4弾コナンとキッドとクリスタル・マザーにも登場。
今年の『名探偵コナン』の前半はまさに怪盗キッドが大活躍だ。

(2004/03/10)

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