File.7 迷宮の十字路が好き

服部平次が主役級の劇場版名探偵コナン第7弾迷宮の十字路
過剰にひいき目で見てって事になるんだろうけど、
平次好きな自分にとって、やっぱ一番好きなコナン映画はこれ。

服部平次は過去、劇場版第3弾世紀末の魔術師に登場。
但し途中でケガをおってしまい、後半に活躍の場が無かった。
そして、その他の劇場版名探偵コナンには登場しなかった。
平次が全編通して活躍し、平次にとって美味しい場面てんこもりで、
更には舞台もご近所『京都』という事で、大満足に楽しめた。

東京・大阪・京都で次々と5人の男が殺害される。
その5人とは仏像・美術品の窃盗を繰り返してきた盗賊団のメンバー。
義経とその家来の名で呼び合う盗賊団・源氏蛍。
警視庁と大阪府警・京都府警の合同捜査が始まった頃、
小五郎は京都山能寺から依頼を受けコナン達と共に京都を訪れていた。
ここで一足早く大阪から盗賊団殺人事件の真相を、
探りにきていた平次とコナンが会うことになる。

この映画にはプロローグというか、
劇中の連続殺人の発端が描かれた事前話的ストーリーがあった。
週刊少年サンデー全員プレゼントビデオ名探偵コナンOVパート3の、
コナンと平次と消えた少年がそれである。
もちろんこのビデオは映画の宣伝では無く、オリジナルの作品だし、
ビデオを見なくても映画は普通に楽しめる様になっていた。
だけど先にこのビデオをみた事によって劇場で、
「おおっ!」と思うシーンがあってなんとなんく得した気分になった。

他にも迷宮の十字路は心をくすぐるところがいっぱいだ。
例えば前売り券のおまけの平次が描かれてるクリアファイルも嬉しかった。
そしてこの映画からデジタル映像になり絵が今までより綺麗に感じた。
見覚えある京都の町並み寺院・仏閣の絵がすごくきれいだった。
音楽面では名曲『君がいれば』がいい所で流れたのに胸が躍った。
聞き覚えのある京都の地名が散りばめられた手毬唄も郷愁をさそった。
平次の初恋の話もある。幼少期の平次が見れたのもすごく良かった。
それに関連し、和葉との恋模様の進展みたいなものも感じ取れた。
平次のチャンバラシーン、剣道の腕の強さをまた見れて良かった。
美味しい所をしっかり平次が持っていったのが楽しかった。

おっと結局、平次の話ばっかになってしまうのね。・・・
まぁ『服部平次』大活躍の作品と言う事で過去に無いタッチの作品。
見る前から期待でいっぱいだった訳だが、
普通期待が大きいとひっくり返されることが多いのだけど、
迷宮の十字路は間違い無くこの過剰な期待を裏切らなかった。
またいつか平次メインの映画を作って欲しいものだ。

(2004/03/01)

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