名探偵コナン460話〜472話


第460話 1年B組大作戦!
コナン達の担任、小林澄子先生が、4時間目が終わった時に、
給食後の昼休みに人と会うので、教室を空けて欲しいと生徒達に頼んだ。
昼休みを図書館ですごしたコナン達は、小林が何かを企んでいると推測。
そして昼休みが終わり教室に戻ると、黒板には一枚の貼り紙があった。
「小林先生はあずかった 君たちにいばしょがわかるかな 怪人二百面相」
生徒らが驚く中、コナンは自分の机の中から3と記された紙を見つけた。
これは、小林先生が生徒に仕掛けた推理ゲームだなと判断するコナン。
その後に、他の生徒の机からも、次々と数字が書かれた紙が発見され…。
コナンズヒント「サイコロの目」
新年一発目のコナンは、事件ではなくて暗号推理ゲーム。最初は、なんじゃこりゃと思って観てたが、後半に行く程に面白くなっていき、最後には、今回かなり楽しかったなと、素直に喜べた。「くどうって読むんだよ」のオチも、なかなか良かった。 途中でコナンを校内放送で退場させたのが、いい展開。あえて灰原を残したのも、ツボを押さえてるなぁと思った。光彦達を励まして、やる気にさせたり、推理が違う方向に進みだしたら軌道修正させたりと、楽しい。「工藤君の苦労が少し解る気がするわ」の台詞に笑った。マリアが、関西弁を恥ずかく思って隠そうとした時に、外したければ外していいけど捨てちゃ駄目(以下略)のトコも、灰原が言うと、説得力あるし、深いなぁと感じた。遠い所で育った灰原だからこその言葉だよなぁと思った。 今夜の放送では、2つの新発見があった。今の通信簿って「良い」と「もう少し」の2段階だったとは…。なんか勝ち組と負け組みたく、ハッキリ分けてる様で、ヤな感じ。あと『女』という書き順、間違って覚えてた事を教えられた。そうか、くのいちって順番で書くんだ。いちくのって書いてたよ。 それはそうと、映画の宣伝がある訳ではないのに結界師が絡んで、コナンの予告編が短くなるのが、なんかやだな。とにもかくにもレギュラー放送再開! 12年目突入!! 万歳!!!
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第461話 消えた1ページ
放課後、蘭は自分の下駄箱の中にラブレターを発見した。
放課後、コナン達は読書感想文を書く本を探す為に学校の図書室にいた。
歩美が感想文を書きたいと選んだ本の、1ページが破られていた。
歩美は、コナンに消えた1ページを探して欲しいと頼んだ。
コナンは図書カードを確認し、その本を最後に借りた隣のクラスの、
内藤司に話を聞こうと考えたが、その子は今日、無断欠席をしていた。
コナンと歩美は、本の事を聞く為に、司の家へと向かった。
その頃、光彦と元太が何やら騒がしい理科室を見に行こうとした時、
廊下で男とぶつかった。慌てて逃げたその男を追った元太達は…。
コナンズヒント「フォトフレーム」
図書室の本の1ページと共に、消えてしまった少年。先週に引き続き、今週も事件性は全く無し(盗難は事件だけど) 灰原が先に帰ってしまったという強引な展開は、目をつぶろう。残された暗号を元に、海岸を見つけた探偵団達の行動が楽しかった。ボケる元太と、的を得る光彦のコンビネーションが見事だった。 なんでまた、あんなまわりくどくてややこしいメモ、と感じたが、チョキチョキが4で、パーが5、グーが0ってのは実に子供らしい。でも1とか3の奇数ならどうしたんだろうと、悩んでしまった。TRの東都線と東都環状線が、並行して走ってるのが、なんだか山手線と京浜東北線みたいで、懐かしくも有り面白かった。路線図の中に『杯戸』の文字を探したけど、残念ながら無かった。隣街って設定だけど、米花みたく駅は存在しないのかなと思った。それにしても、電車が出てくるだけで喜べる自分は、やっぱり…。 そして最後はほのぼの。父と子の絆と、新たに芽生えた友情。実にハートフルな内容だった。こうゆうお話も好きだ。殺人は起きなかったけど、これもまたひとつの名探偵コナン。1話完結のショートストーリーとして、よく出来た話だったと思う。 元太じゃないけど、観終わったあと焼き鳥が食いたくなった。明晩の酒の肴は焼き鳥に決定。勿論ホテイの缶詰とかじゃ無くて、スーパーでバラ売りしてるのを、ドカッと買おう(五十歩百歩だな)
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第462話 黒の組織の影 幼い目撃者
杯戸中央病院の病室で、意識不明のまま眠る水無怜奈。
そこに、ジェイムズとジョディ、そして赤井秀一の姿があった。
ジェイムズ達は、黒の組織にこの場所を知られる危険性を心配していた。
一方、毛利探偵事務所には、本堂瑛祐が遊びにきていた。
そこに、ある親子が毛利小五郎を訪ねて、事務所にやってきた。
息子の巧が、人が橋から落とされるところを目撃したと証言する。
疑ってかかる小五郎をよそに、本堂は巧に近づくとしゃがみ込んで、
真剣な表情で問い詰めた。その様子を見たコナンはある事を思い出し…。
コナンズヒント「光るトンカチ」
初めからさして進展しないと思い、一歩引いて観たほうが楽しめる。この辺のさじ加減は、もうすっかり慣れたもんで、伊達に名探偵コナンファンを、長くやってる訳じゃないんだ。サブタイに惑わされずに、大きな期待を抱かずに観たから、黒の組織が出てこなかった事も、ただの引っ張りだなと寛大に解釈。逆に、冒頭のFBIの登場が嬉しくて、赤井の台詞に大喜びできた。OO7か…。『水無』をゼロとは想像もしてなかったよ、赤井くん。 4部作の始めは、殺人事件は起こったものの死体が発見されただけ。本筋は、本堂瑛祐と水無怜奈との接点だけで30分、…てな感じ。たったひとつのしぐさについて、随分と長く引っ張るなと思ったが、本堂やっぱり怪しいなと興奮させられた。身内で間違いないかも。組織との関係は解らないけど、ベルモットの変装だったら拍手もの。でも、まだただの偶然ってオチの可能性も捨て切れない。わくわく。 それにしても、あの緊迫した引きの「つづく」から一転して、ほのぼのとした『白い雪』のEDの似合わない事。大きなギャップ。で、FBIも本堂も久々だったが、おっちゃんの登場もご無沙汰で、懐かしさすら感じてしまった。そろそろ眠りの小五郎が観たいぞ。
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第463話 黒の組織の影 奇妙な照明
父と一緒に車で初詣に行く途中、人が橋から落とされるのを目撃した巧。
丁度、花火が上がった時だが、堤無津川のどこの橋か覚えてないと言う。
最初は見間違いだろうと疑っていた小五郎だったが、間もなくテレビで、
堤無津川から男の遺体が発見されたという、臨時ニュースが報じられた。
コナンは小五郎、蘭、本堂、目撃者の巧、巧の父親と共に現場へ向かう。
堤無津川の杯戸新橋、杯戸中央橋、杯戸大橋のどの橋が現場だったのか、
巧の記憶が曖昧な為に、特定は難航を示していた。
やがて、数少ない手がかりから、3人の容疑者が浮かんだが…。
コナンズヒント「蛇と釘」
本堂を交えて、現場で状況確認し容疑者3人から1人に絞って解決。それが、とても巧妙でおもしろくて、推理モノとして楽しめた回だ。あんな動機で人を殺すのかという疑問は、いつも通り置いといて、刺青位置と外車の座席を決め手に、犯人を確定する過程が良かった。 おっちゃんは眠らず、引っ掛けだけで逮捕に至る詰めの部分は、粗い気もするけど、今回は推理の展開中での本堂とのやりとりが肝。途中で誤ったフリして撮影したり、コナンの動きを凝視したりと、本堂の怪しさが、しっかりと描かれていたのが興味深かった。 最後のコナンの演技に対し「こいつ!」といった表情を見せた本堂。これでもうただの天然で実はミスリードってオチはありえんだろう。それでも怪しくみせればみせるほど、もしかしたらどんでんが、用意されてるのではと疑って考えてしまう。まぁどっちにしろ、今回は明らかにならず、来年のSP辺りまで引っ張るんだろうけど。
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第464話 黒の組織の影 謎の高額報酬
黒の組織のジンとウォッカは、キャンティとコルンと連絡を取りながら、
行方が解らなくなっていた水無怜奈を捜していた。
キャンティは、怜奈がFBIに組織の事を話していないかと心配する。
だがジンは、怜奈が過去に組織に紛れ込んだネズミから、
激しい尋問を受けても、何も吐かなかった女だから大丈夫だと言う。
その頃、本堂はネットで面白い事件を見つけたと小五郎に報告していた。
本堂に不信感を抱くコナンは、小五郎に首を突っ込ませない様にするが、
内容が赤毛連盟に酷似していると本堂が話した途端に、興味が沸いて…。
コナンズヒント「赤毛連盟」
久々に見た黒いポルシェ、そしてジッポで煙草に火を付ける男。恥ずかしい表現だがあえて書こう。 ジン キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! もう目星が付いているのか。探りいれてるのか。すごいぞジン! そしておそらく見つけるまでに、あと1年確実にかかるんだな! 待ってるぞ! その時を首を長くして待ってるぞ! …と、思わず悪を応援したくなる位に嬉しかったという訳だ。 防戦に走ったコナンを、赤毛連盟を用いてその気にさせた本堂。ゴミ回収が無い日曜日に、あの場所に誘った事自体が怪しい。日記は、殺人事件を調べさせる為でっちあげた可能性が大きい。もう本堂がコナンの正体を知ってるのは確実だと思うのだが、黒の組織(ベルモット変装の可能性に期待する自分)なのか、コナンの協力を得ようとするFBIか、それとも…。 謎が謎を呼ぶ展開に、わくわくさせられた。面白い。ジンが言ってた、ねずみの本当の呼び名も気になるところだ。そして、すっかり忘れてたあの事故の時の子供。繋がってる。ものすごくいいトコで、つづくになった。1週間が待ち遠しい。本来なら年末年始の2時間半SPとして見せるべき怒涛の話を、4話連続の形式で引っ張るあざといやり方には、目をつぶろう。1ヶ月間じっくり楽しめると納得してやる。面白いから許す!
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第465話 黒の組織の影 真珠の流れ星
本堂がネットで見つけた、怪しい現場に来ていたコナン達。
その近辺で、目暮警部と高木刑事が殺人事件の捜査をしていた。
被害者の所有する貴金属が盗まれてた事から、物盗り目的の犯行と断定。
しかし被害者の息子が、母を殺したのは黒い服の外国の女だと訴えた。
その女性は、以前に目撃した交通事故の事を聞いてきたという。
少年は、水無怜奈が意識不明となった事故の目撃者だったのだ。
コナンは水無の事故の事を、目暮達に知られない様に話題をそらした。
そして、被害者が撃たれた現場で、コナンはあるものを発見して…。
コナンズヒント「節分の豆まき」
子供に誰かと聞かれ、例の台詞をいつも通り言うベルモットに拍手。いいトコで組織編4部作は途絶えてしまったが今回の2つの事件は、単体で2つの前後編にしていい位に謎解き推理ものとして楽しめた。特に今週のは、謎解明だけでなく加害者の心情もよく描かれていた。似てないけど、似てるという設定で登場した本堂瑛祐と水無怜奈は、身内じゃない可能性が高くなった。(瑛祐が本当に本堂かはまだ謎) 予想範囲が拡がった。本堂瑛祐はキールに消されたねずみの身内で、随所に見せる必死さから、仇をうとうとしてると考えるのが自然。FBIが隠してる事を知ってるから、FBI=ねずみ→本堂瑛祐か? いずれにしても、ジンが本堂の名で追ってる事から接近は必至だ。本堂にベルモット、もちろん水無のその後も気になるけれど、仮面が取れて大ピンチに陥ったヤイバーのその後も気になる。どんな大逆転でジョッカーに勝利したのか、観てみたいぞ。
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第466話 割れない雪だるま(前編)
阿笠博士に連れられ、群馬のスキー場に来ていたコナン達・少年探偵団。
歩美、光彦、元太は、スキーをしないでロッジ前で雪ダルマ作りに夢中。
そこで、美大の彫刻科に通う大学生の4人と知り合った。
皆で卒業制作の雪ダルマを作っていたが、なにやら仲が悪い雰囲気。
光彦は4人を驚かせようとある作戦を考えて元太と歩美に耳打ちをする。
その夜、美大生の1人が、携帯電話で何者かに呼び出された。
後に、ロッジの食堂でコナン達は、美大生3人と再会した。
居なくなったという1人を探す為に、吹雪舞う外を歩き始めるが…。
コナンズヒント「雪だるまの手袋」
灰原と2人で(博士も居たが)ベルモットや本堂の事を話すコナン。しかし、それらはさらりと流れて、通常の前後編の前編になる。まさに『カラスの子』の発信音の時と一緒だ。「ここまでだよ」「あとはまた来年だよ」 テレビの向こう側からそんな声が聞こえた。 相変わらずのへっぽこ山村の、すっとこどっこいぶりに笑った。群馬県警のイメージダウン、いい迷惑だなと余計な心配をした。ヒントが雪だるまの手袋だったので、元太達が作ってた雪だるまの、手の部分に挿してあった手袋に注目してたけど、関係なかったのか? あと手袋と言えば、風で飛んだ手袋を追いかけてって推測があった位。突き落としたくらいでは、池までとどかないってのでピンときた。タイトル通り、割れない雪だるまに入れて強く転がして池に落として、温泉混じりとゆう池の水温で雪だるまが溶けたなんてオチなら興醒め。で、今週のネクストコナンズヒントは「雪の味」 なんのこっちゃ…。
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第467話 割れない雪だるま(後編)
コナンは、崖の下にある池に浮かんだ、美大生の1人の遺体を発見した。
遺体の足にはスノーボードのブーツ、池にはスノーボードが浮いていた。
群馬県警の山村刑事は事件事故両方の可能性を探りながら捜査を進める。
その途中、雪ダルマに付けていた手袋が、強い風で吹き飛ばされた。
元太はそれを追いかけた拍子に転倒。雪に顔面を突っ込み、鼻血が出た。
歩美は、雪の中に何かが埋まっていたのでは?と元太に聞くと、
元太は雪には何も埋まっていなかったが、しょっぱい味がしたと答えた。
それを聞いたコナンは、事故ではなく他殺である事を確信して…。
コナンズヒント「雪の味」
OP冒頭の「しゅぷーる」は、なんか無理があるな〜と感じた。そして、本編チラ見せの映像では、トリックをばらしてしまっていた。先週、適当に思いついた事そのままの映像にショック。そんな訳で、最初の30秒足らずを観て、すごく残念な気持ちになった。 でも、本編は楽しかった。宴会に出たい山村刑事が、早く帰りたいから、博士に対して真剣に反論し、事故で済ませようとする様が面白かった。そこで急遽、山村を眠らせて博士から山村の声に変えて喋るコナン。途中、元太に押されて倒れたまま喋ってる姿に大笑い。誰も変だと思わず、灰原が説明してる間もずっと2〜3分倒れたままだったのが面白かった。 そして塩の化学反応うんぬんの話は勉強になった。同時にネクストコナンズヒントに納得した。探偵団バッチが鳴る場面も良かった。こうゆうのはすごく好きな展開だ。しかし、あんな状態にしといたままでもちゃんと鳴るんだから、探偵団バッチは完全防水仕様なんだろう多分。さすが博士!と感心した。
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第468話 池のほとりの怪事件
コナン達探偵団(哀、歩美、元太、光彦)は米花中央公園へと急いでいた。
途中で、高木・千葉両刑事から昨夜起きた「現金三百万の盗難事件」を聞いても、
珍しく首を突っ込まず公園の池に向かう。
池では、危険な外来種パックリガメの捕獲があるのだ。
コナンは見物している野次馬の中に、亀を捨てた飼い主を見つける。
しかし、そこに飼い主を名乗るもう一人の男性が現れて・・・。
コナンズヒント「レントゲン」
なんで窃盗事件を、本庁の一課が捜査するんだとゆう矛盾はさておき、コナンズヒントがレントゲンで、窃盗が起こって、亀が出てくりゃ、おのずと先の展開ってもんが見えてくるから困りもの。そして、住宅街そばの公園に、普通はコインロッカーなぞ無いと思う。そんな感じで、小首をかしげる部分があったし、謎も簡単だったけど、探偵団がらみの1話完結ものとしては、良くまとまってて楽しかった。無理矢理だした感もあるが、コナンキックは、すごくカッコ良かった。「それを非難する資格は君には無い」の高木の台詞も良かった。亀ときたら鶴も、ってゆう解りやすいオチも面白かった。酔っ払いの「(高山)みなみちゃ〜ん(林原)めぐみちゃ〜ん」には、笑ってしまった。細かいとこで遊んでるなと感心した。アドリブかな? 毎度恒例ではあるが、この先コナンの本放送は約1ヶ月間のお休み。という訳で、早速サンデー買って、全プレのDVDを応募せねば!
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第469話 怪盗キッドと四名画(前編)
及川武頼画伯の絵画「青嵐」が怪盗キッドに狙われる!
警護に張り切る中森警部は機動隊員を動員し、別荘を警護。
一方、画伯に依頼を受けた毛利も、蘭とコナンを連れて別荘に。
事件を取材する報道陣に囲まれる及川の別荘。
しかし「発表前に誰にも見せたくない」との及川の強い要望で、
「青嵐」は白い布に覆われてアトリエに置かれ、そこに監視カメラが唯一設置された。

予告時間になった時、突然の停電が別荘を襲う。
アトリエに一人残された義父神原晴仁を救おうと、及川と中森たちがドアを破り、
暗闇のアトリエへ突入した。しかし、絵は消えそこには神原が・・・。
コナンズヒント「予告状のイラスト」
5週間ぶり。本当に久しぶりの本放送。毎度の事ながら長いお休みだった。今回のヒットは、なんといってもコナンの及川画家への台詞だ。「やっぱり犯人はキッドだったんだね…とでも言って欲しいの」この一旦のってからメリハリつけて返す、ノリ突っ込み(違うけど)に拍手。ようはキッドに罪を被せる狙い。犯人がコナンを招いた理由は解ったけど、その為にコナンがテレビに映りまくる場面が冒頭に用意された。黒の組織に怪しまれやしないかとドキドキしてたが、どうやら組織の連中は水無怜奈探しでそれどころじゃ無いらしいと脳内補完した。なんとなくだけど、キッドが変装してるのは佐藤刑事かなと思った。高木との会話で、キッドのかたを持つ発言があったのが、かなり怪しい。タイトルのわりには、チラっとTV局員として登場したきりの怪盗キッド。今回も後編でカッコ良く登場しおいしい場面を奪っていくんだろう。楽しみ♪
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第470話 怪盗キッドと四名画(後編)
及川武頼画伯の四部作最後の作品・晴嵐が、怪盗キッドに狙われた。
小五郎が依頼を受けて、及川邸に呼ばれたコナン達だったが、
監視カメラの設置されたアトリエの中から、その絵は忽然と消えた。
そして、及川画伯の義父でもある風景画の大御所・神原が、
その部屋で遺体となって発見された。
コナンズヒント「無いと思っても有るもの」
なにげなく披露してた、卓上からコップが消えるマジック。そこでなにげなく交わされた、目暮と佐藤の会話。これが重要で、キッドの正体が解るタネだったとは…。すっかり先週観たときの先入観で、佐藤を疑っていた。コナンズヒントを口走る佐藤も、どこか怪しく見えたもだ。完全にミスリードにひっかかってしまった。そのあとの、発見された千葉刑事とそれに続くどんでん返し。ここまでびっくりさせられると、推理が外れても楽しい。絵が消えるトリックや、携帯電話の光云々はともかく、今回はキッドが本庁組の誰に変装したかって謎が面白かった。最後はいつも通り煙で巻いたとみせかけてのオチにも笑えた。最後まで楽しい前後編に満足出来たが、また来週休みでショック。
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第471話 レンタカー制御不能!
コナン、蘭、毛利は、本日半額の温泉旅館へレンタカーで向かっていた。
すると突然、目暮から「車に爆破装置が仕掛けられている!」と連絡が入った。
杉山と名乗る男から「スピード20キロ以下で爆発する」と目暮宛に電話があり、
嘘でない証拠として給水塔が爆破される。

杉山は毛利に旅館を紹介したレンタカー会社のアルバイト店員だった。
目暮の指揮で緊急対策が講じられるなか、杉山の指示に従い、高速道路に入っていく毛利の車。
その前後には白バイと黒パト、上空にはヘリコプター、そして警官達が事態を見守る。
ガソリンは半分しかなく、窓もドアも開かない。
コナンズヒント「高速道路情報」
1話完結にしては、爆弾が登場する派手な話。本庁の刑事恋物語やSPと映画以外で白鳥が出るのも珍しい。嬉しかったのは脱出の種明かしの時のBGMがメインテーマ。最近テレビアニメじゃ予告以外で滅多に流れない大好きな曲だ。そんな感じでなんとなく劇場版の30分凝縮タイプって感じ。まぁ事件の背景は単なる逆恨みによる、おっちゃんへの復讐。もしかしたら劇場版のボツストーリー案を短縮させて、1話完結用に作り直したのかなと、いらぬ事を考えてしまった。この話の肝は、どうやって爆発から逃れられるかってトコだ。トンネルに入った時点で、大型トレーラーと佐藤刑事の映像。だいたい予想は出来る。わかりやすい親切な造りだった。逆にコナンズヒントの高速道路情報がわかりにくかった。
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第472話 工藤新一少年の冒険(前編)
コナン達が学校の図書館で読書をしていると、
書架の隙間に古い革の財布を見つけた。
コナンはこの財布に不思議な思い出があった。
10年前のこと、新一と蘭はお化けが出る…と噂の小学校の図書館へ向かった。
そこで出会った男から革の財布の中に入った紙を受け取る。
そこには謎の文字がつづられ、暗号の解読をかけた勝負へと発展する。
コナンズヒント「工藤新一の弟」
なんかタイトルが、金田一耕介の冒険と金田一少年の事件簿を、足して2で割って金田を引いて工藤新を足したような感じだ。少年と言ってもその幅は広く、高校2年生も青年というより少年に近い。が、この回の少年とは小学1年生の、幼年に近い少年の頃のお話。10年前の工藤新一少年、即ち眼鏡を外した江戸川コナンだ。さすがのコナンも10年前は、おこりをちんめよと読む6歳の子供だ。高山みなみが、小1の新一をコナンとはまたちょっと違った声で演じた。この辺の微妙なサジ加減が、本当に上手いなと思った。謎の男の声はシャアで赤井秀一の池田秀一。赤い物が好きには笑った。若き工藤・毛利両夫婦に、黒髪の阿笠と、貴重な映像がたっぷりだった。おっちゃんも昔はちゃんと刑事してたんだなと小さな感動。
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