名探偵コナン438話〜450話


第438話 お魚メールの追跡
小五郎、コナン、蘭は、喫茶店「ポアロ」の、梓から相談を受けた。
梓の相談とは、父親と一緒に店に来る、満という少年からのメール。
4通のメールが届いたが、なんだか様子がおかしいという。
「ぼくもおさかなさんみたいにあみにかかってしんじゃうのかな」
4通目の意味深な内容を、不思議に思って返信をしたが、
その後一切、満からメールがこなくなったと言う梓。
父親はそばにおらず、危険な目にあってるのではと心配する。
コナンは、メールの文面から、満の居所や状況を推理するが…。
コナンズヒント「三匹の魚」
新OPは、愛内里菜&三枝夕夏の『100もの扉』曲の終わりにタイトルが来る懐かしいバージョンで、例のサブタイトルが隠れてる扉が最後に映る憎い演出。作曲が大野克夫だったのには驚いた。大野克夫らしくないポップな曲調に、明るい歌声と、キャラの顔の後ろの字がいっぱいの映像が、楽しい。新EDは上木彩矢の『もう君だけを離したりはしない』サビの2回繰り返すメロディが耳に残るかっこいい曲。EDで、その回のシーンが映されるのが復活して嬉しい。最近は回想無しで、毎回同じ映像が流れるEDが続いてた。今回のEDを見てコナンのEDはこうでなくっちゃと、改めてそう感じた。本編は、子供から送られてくるメールの文面から、居場所を推理する展開が、かなり楽しめた。今回は、蘭がいろいろといいトコに気付いていた。おっちゃんより蘭がコナンの誘導に上手くのってた感じだ。久々に蘭のパンチが見たかったけど、寸止めで終ってしまったのが、ちょっと残念だった。それにしてもヒントの『三匹の魚』は、簡単で親切。しかし、うちの近所では全然残ってない。なのでそのあたりが少々納得いかなかった。
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第439話 そして誰もいなくなればいい
学生時代、ミステリー研究会にいた笹本と神尾が、探偵事務所を訪れた。
危うく殺されかけ、犯人は昔の研究会の仲間・日影だと怯える笹本。
2人は、日影から自分達を守って欲しいと依頼してきたのだ。
実は3年前に失踪した日影には、遭難死したという話も流れていた。
しかし、ミステリー誌編集者である神尾の話では、
半月前に日影から小説原稿が届いた。
そして一昨日に、その内容通りに研究会の仲間・根津が殺されたという。
小五郎は、どこかで生きている日影の犯行とみるが、コナンは…。
コナンズヒント「小説」
このひねったタイトルに、殺人予告小説という内容。蘭も探偵団も出ない、凝縮された1話完結編。これはかなり本格的で面白いぞと期待して観てたら、最後は、ちょっとだけがっかりした。学生時代の回想シーンで、日影がはっきりと、「文体も相変わらずだし」とけなされていたのに、文体をきっちり真似てなかった矛盾が納得いかなかった。コナンが小説を偽物だと気付く着眼点を、単純に文体にしたのは、はっきりいってミスだと思う。もっと細かい部分の癖とか、多用されてない表記方とか、そのほうが最後の「引きずってきたもの」が活きるかと。まぁしかし、それだと小説のの描写が尺に収まらないし、まずまず内容自体が楽しめたので結果的には面白かった。そして、ヒイロ・ユイの緑川光と、金田一君の松野太紀。豪華なゲスト声優と、久々に眠りの小五郎を堪能出来た。
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第440話 極限のカースタント
少年探偵団は、阿笠に連れられ『仮面ヤイバー』のロケを見学していた。
現場では、ディレクターの深町らが、スタントマンの力石ともめていた。
力石が考えた危険なスタントプランに対して、皆が猛反対していた。
深町は車をリモコン操作すれば、スタントは必要ないと説得するが、
力石はそのスタントをやるために車を急発進させる。
その後、車はパーキングビルの屋上から落下して、力石は死亡した。
コナンは事故車を確認した後、木島に今の映像を見せてほしいと頼んだ。
そして、これは事故ではなく、巧妙に仕組まれた殺人だと気付き…。
コナンズヒント「2台の車」
シールやステッカーの類。気前良く貼れる人も居れば、勿体無くて貼れないでしまっておく人もまた居る訳で、元太は気前良く貼れるタイプだった。元太らしいと思う。自分は勿体無いからしまっておくタイプで、元太とは真逆。本来の貼るとゆう機能を殺して、見る楽しみに徹している。それにしても仮面ヤイバーシール。何故、元太だけが沢山貰えて、光彦達は貰えなかったのか。光彦だって歩美だって、仮面ヤイバー好きなのに、元太だけ。まぁ歩美も、しっかりスーツアクターからサインを貰ってたけど。たとえ元太がおねだりしたとしても、4人も子供がいるのに、元太一人だけに沢山シールを渡すのは不公平だと思う。それとも皆で分けっこするように言って沢山渡したのに、元太が忘れて、ひとりじめしちゃったのだろうか。そんなどうでもいい細かいことは置いといて、今回のスタントの話は、特撮大好きな自分にとって興味ある内容。被害者の性格を利用した巧妙な手口も、悪しき事ながら見事。相変わらず証拠を手元に残す、ここ最近のパターンも目をつぶろう。元太の「なんか泣いてるみたいだな」この台詞がせつなかった。殺人に利用された車のアクセル音が、自分にも泣き声に聞こえた。
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第441話 最期のアーン
小五郎が、男性の遺体を発見した秀子達に案内されマンションの一室に。
部屋の中で、山本信男がソファーに座ったまま絶命していた。
手元には凶器である改造拳銃と、遺書があり、自殺の可能性があった。
しかし、遺体を発見した秀子と由美に話を聞くと、2時45分に、
2人が同じ場所で銃声らしい音を聞き、一旦別れ3時過ぎに再び合流した時、
山本の部屋から、山本の親友の中西三郎が出てくる姿を目撃したという。
小五郎は、その直後に秀子達が山本の死体を発見した事から、
自殺に見せかけた中西の犯行と疑うが、コナンはかすかな疑問を持ち…。
コナンズヒント「マドラー」
ネクストコナンズヒントは、マドラーだった。全く出てこない、何なにどうゆう事だ、と不思議に思ってたら、最後の1分であんな登場?の仕方をするとはビックリだ。やられた、完全にハメられた。全然解らなかった。今回は、目暮警部のお供が、千葉刑事以外は知らない人。キャストロールでは、沼田刑事に井上刑事となってた。佐藤刑事も高木刑事も居なかったのが、ちょっと寂しい。おっちゃんの寝言「もうひとつですか?」が面白かった。のん気にケーキでお茶する風景に、違和感を感じた。事件慣れしてるおっちゃんのしまらないアーンには笑った。さて、デンタルミラーに刻まれた「B.D.C」だけど、米花デンタルクリニックBEIKA Dental Clinic 少年探偵コナンBoy Detective CONAN 偶然か、はたまたスタッフの意図的な遊びかは謎だけど、これに気付いた人は多いだろう。だけど鑑識の人間が、現場であれに気付かなかったのは…、まぁそれを言ってたら、名探偵コナンは楽しめない。
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第442話 鉄骨に阻まれた男
コナン達は、頭を打って気絶した真中を病院に連れて行った。
駆けつけた高木刑事が、真中のバッグの中身を調べると、
ロープに軍手、そして、ワープロで打たれた遺書が見つかった。
コナン達は、意識を取り戻した真中から話を聞くが、様子がおかしい。
真中は頭を打った衝撃で、記憶喪失になってしまったのだ。
遺書があった事から、記憶を取り戻したら、自殺に走るのでは?
心配し、慎重に様子を伺う高木刑事だったが、
コナンは真中が居た場所や、バッグの中身から別の可能性を推理し…。
コナンズヒント「記憶喪失」
「追い詰める必要はない」からの、光彦の台詞には感動した。それまで狙いは解っていても証明できずに立ち止まってたコナンが、らしくもなく追い詰めようとしてた間違いに気付き、我に返る。そして本来のコナンに戻って、命に関わる犯罪を起させずにすんだ。昔コナンが言った「犯人を推理で追い詰めて自殺させちまう探偵は、殺人者とかわんねーよ」の台詞を思い出した。最後まで勘違いしてたけど、今回は光彦のお手柄かなと感じた。いい話だった。トリックも無く、単純なストーリーだったけれど、起承転結がしっかりしてて、感情を前面に出した話ってのはいい。露骨なツンデレってのが、オヤジにも当てはまるのが意外だった。車中での銀林と秘書の会話は良かった。解ってるからこそ突き放す。突き放すほうは辛いよなと思ってグッときた。そしてあの絵葉書の、裏に書いてあった言葉にはやられた。よくできた話で素直に感動。最後の「なにしてるんでしょ〜ね」のオチも久々に笑えて完璧だった。
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第443話 ため息潮干狩り(前編)
阿笠博士に連れられて、潮干狩りにやって来たコナンと探偵団達。
そこで、コナン達は、お揃いのパーカーを着た、
貝を採ったり食べたりするのが好きな、4人の大学生達と知り合った。
その中で、潮干狩りを楽しんで無い様子の牛込と、
最近、海岸の近くでひき逃げがあった話題を聞くと、
途端に雰囲気が変わった4人に、コナンと灰原は疑問を感じた。
4人が帰ったあと、コナンは牛込が熊手を忘れたことに気付いた。
くま手を届けるため、4人達の居る駐車場へ向かうと・・・。
コナンズヒント「おそろいのパーカー」
今週は、なんといっても元太達が大量に買ってきた、お菓子に笑った。仮面ヤイバーチョコ、仮面ヤイバーグミ、仮面ヤイバースナック。良く描かれてるなと感心した。ロゴとかが、もろに仮面ライダーだし、しっかり『MASKED YAIBER』と挿入してるあたりが流石。スナックはカード入りと記されてたが、チョコとグミのおまけは何? そんな事が気になってしょうがなかった自分は、元太達と同類。多分チョコはフィギアで、グミはシールじゃないかなと、勝手に予想。まるで母親の様に「なんなのこれ」と咎める灰原には、大爆笑。そのあとの、開き直る元太に、元太のせいにする光彦も面白かった。歩美に至っては、「でも美味しいよソレ」と、菓子である事を強調。大昔に、言ったり聞いたりした記憶のある言葉の数々が楽しかった。そんな細かい所は置いておき、さっぱり解らなかった今回の事件。予告でコナンが言ってた、「あの人が言ったあの言葉」が何なのか、コナンズヒントのおそろいのパーカーに何の意味があるのか、どれも全く思いつかない。解るのは博士がわざとらしく大声で言った、「ひき逃げ」に対して、4人が反応した時の怪しさくらいだった。諦めて後編を待つ事に…。さて、博士に口パクさせるのか、それともコナン自らが、「あれれ」「おかしいぞ」を連発させて、名物刑事カッコ弟カッコとじを、上手く真実に誘導するのか。後編がとにかく楽しみだ。
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第444話 ため息潮干狩り(後編)
阿笠博士と一緒に潮干狩りにやってきたコナン達は、
あさりを採りに来ていた、『愛好貝』の大学生達と知り合った。
その後まもなくその中の1人、牛込が自動車の中で遺体となって発見。
牛込が持っていた、ペットボトルのお茶から青酸系毒物が検出された。
警察は、これを自殺と断定した。だが、ある事に気がついたコナンは、
牛込の仲間が持っていたゴミ袋を預かって、その中身をチェックした。
そして牛込達が居た場所に戻り、砂浜を探りペットボトルの蓋を発見。
遂に真相を掴んだコナンは・・・。
コナンズヒント「ペットボトルの蓋」
すっかりヤイバーのお菓子に気持ちを奪われて、謎を解こうとする意欲を弱くされながら、観ていた前編。気になったのは「ひき逃げ」発言に空気が変わった事と、次の2点。予告でコナンが言った「あの人が言ったあの言葉」が何なのか、ヒント「おそろいのパーカー」が意味するもの、全然解らなかった。おかげで白旗状態のまま、コナンの謎解きをじっくりと堪能できた。確かに、唇を切ったと言わなきゃおかしい。見事だ。感動した。横にした経緯も納得がいく。完璧だ。すごいやコナン。流石名探偵。だけどなんかちょっとイマイチ。リアルじゃないというか…。でも全然OKだ。動機なんてどうでもいい(どないやねん)今回は、弟と探偵団がとにかく面白かった。弟の前で、初めから最後まで堂々と推理を披露したコナンが、慌てて「そうだったよね博士」で、逃げるトコは笑った。それで結局コナンに不信感を抱かなかった弟も、兄に似て(略) そしてラストの潮干狩り、皆が探してたのは超レアなヤイバー人形。先週、表示されてなかったチョコのおまけはフィギアと予想したが、どうやらそれは当たっていたみたいなので、とりあえず満足した。
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第445話 ロシアンブルーの秘密
探偵事務所で猫にミルクを与える蘭とコナン。小五郎が尋ねたら、
妃が先月から飼っている猫で、3日預かって欲しいと頼まれたとのこと。
その後、蘭が登校したのと入れ替わりに、依頼者が小五郎を訪ねてきた。
依頼人は、高校2年生の娘もつ父親。依頼内容は、メールの暗号の解読。
話によると、娘が友達宛のメールを誤送信したらしく父親に届いたもの。
最近、娘の交友関係を心配していた父親が不安になり、何度尋ねても、
娘はいっさい教えてくれないので、小五郎に解読を依頼したらしい。
やがてコナンが登校し、暗号の解読に悩む小五郎の側で、猫のゴローが…。
コナンズヒント「ギャル文字」
猫より犬の方が好きな自分も、おっちゃんの肩に、ちょこんと乗ったロシアンブルーは、かわいいなと思った。ゴローと言う名が似合わない、かわいい子猫が登場。妃弁護士の、小五郎への愛を感じさせる。劇場版に出たゴローは、青山家の愛猫「カイト」の泣き声を、高山みなみが苦心して録音したものを使用したと、名探偵コナン携帯サイトに『こぼれ話』として書いてあった。今回の新ゴローは、作中全く気づかなかったけど高山みなみ。EDの声の出演テロップを観て、驚かされた。猫の声まで器用にこなす名演技ぶりに、流石だなと感心した。全く事件ではなく、かと言って暗号解読って訳でもなくて、ただのギャル文字だったけど、話としては面白かったと思う。こうゆうほのぼのとしたやつも、タマにはいいなと感じた。それにしてもおっちゃん、コナンが登校してから、下校するまでって、時間かかり過ぎ。おっちゃんらしいけど。
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第446話 封印された洋窓(前編)
コナン達が、園子の別荘に向かう途中、別荘手前の吊り橋が崩れていた。
携帯電話が圏外なので、近くの別荘で電話を借り迎えを呼ぶ事にした。
その別荘の持ち主のミュージシャン達から、別荘にまつわる事件を聞くコナン達。
元は大金持ちの兄弟が建てたもので、それぞれの夫婦で利用していたのだが、
ある夜、兄が窓から魔物が入って来たと言い出し、釘を打ち付けて窓を封印した。
だが翌年、開かずの窓が開いていたのを裏庭から目撃した兄の嫁が、
後日に自分の部屋でロープを使い自殺、兄も後を追って3階から身を投げたという。
そんな事件があり、弟夫婦は別荘を格安の値で売りに出したのだった。
コナンズヒント「キーホルダー」
園子が『眠りの園子』化したときの話に、そこにコナンがいた事。それらを興味深く聞いていた、時々マジな表情になる本堂瑛祐。予告のシーンといい、とにかく怪しく思わせようとしている。久々に登場し、ドジなふりを沢山見せてるけど、実はこいつ…。そんなことばかりが気になってしまた。 まさにこの季節にピッタリの、怪談めいた曰く付きの洋館にて、密室状態の部屋で首吊り死体が発見されるという、本格的な話。崩れたつり橋や、携帯電話圏外の地域に、隙間のあるドアと、タイトル通りの釘で打ち付けられた洋窓等、雰囲気たっぷり。まるで金田一幸助チックな世界観の事件と共に、本堂付き。 後編に期待。トリックそのものだけでなく、今回は園子とへっぽこ刑事の、どっちが眠るのか、それとも、コナンの「あれれ」連発でやり過ごすのか、それを本堂は、しっかり観察しちゃったりなんかしちゃうのか、そのあたりが非常に楽しみだ。
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第447話 封印された洋窓(後編)
園子の別荘へ向かっていたコナン達は、その道中で、
曰く付きの別荘に滞在するミュージシャン達と知り合った。
迎えが来るのを待っている間に、ミュージシャンの1人の倫子が、
密室状態となった部屋で、首をロープで吊って亡くなっていた。
駆けつけた群馬県警は、自殺に見せかけた密室殺人と判断し、
他のミュージシャン達、純・享・耀治らの事情聴取を始めた。
しかしこれといった手がかりが掴めず、捜査は行き詰ってしまった。
その頃、コナンは裏庭で、ある事を調べていて・・・。
コナンズヒント「本の順序」
コナンが、ヒントである本の順序がおかしい事を話した時に、「ほっとけよ! ガキの言う事なんか…」と口走った人。なんの根拠も無かったけど、この台詞だけで犯人だと決め付けたら、案の定、この人が犯人だった。めちゃくちゃ解りやすい発言だった。夏休みなので、解りやすくサービスしてくれたんだなと思った。 トリックも、そこそこ面白かったし、犯人への罠も楽しかった。犯人の「まぁ俺がこの別荘の魔物にとりつかれてたってのも、ありかもしれねぇな」云々の締め括りも、なかなかいいと思う。山村刑事のすっとこどっこいぶりも、抑え気味なのでよかった。いつもは、やりすぎで辟易してたけど、これ位なら許せる範囲だ。 本堂の行動は、予告にあった怪しい表情だけだった。このさりげなさが、余計に本堂の怪しさをかもしだしている。そして最後に、コナンも疑ってる台詞を言い、いかにもな感じ。だけど、ジョディ先生の例もあるし、注文通りに組織の人間かも?と疑う気にはなれない自分がいる。
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第448話 目黒の秋刀魚事件
小五郎が米花町の素人演芸大会に出場する事になった。
コナンと目暮警部と共に、会場へ向かう途中、世話役の上島長郎と合流。
4人で定食屋に立ち寄り、大会のゲスト、落語家の満楽亭市松と出会った。
後に、地域センターで演芸大会が始まって、小五郎は落語を披露。
そして市松が演し物「目黒のさんま」を披露して、大会は閉幕した。
市松は人が訪ねてくるので、打ち上げにはあとから行く事になった。
小五郎達が、残務整理を終えた上島とロビーで合流し、打ち上げの会場に。
そこで、千葉刑事から目暮の携帯に、市松が刺されたという連絡が入り…。
コナンズヒント「メルヘン」
タイトルが『…事件』というのは、本当に久しぶり。去年の「誘拐…らしい事件」以来、およそ1年半ぶりだ。タイトルコールの「なんとか事件!」には、懐かしさを感じる。昔のコナンは、殆どのタイトルに「事件」が付いていたなと、過去を懐かしんで観てたら、本筋もおっちゃんが活躍するといった、非常にオーソドックスで、これぞコナンだなって思えるものだった。 動機が、犯人の犯行時の一言だけでしか語られておらず、なんで刺しちゃうの?という、腑に落ちないモヤモヤ感が残ったが、眠りの小五郎の活躍と、起きてる時のおっちゃんが面白かったので、1話完結の回としては、なかなか楽しめたほうだと思う。「塀」と「囲い」の小話を用いた話で、よくあるベタギャグを、素直に使用しているのに笑えた。おっちゃんらしい。次回は本庁シリーズが前後編でなく、1時間スペシャル。タイトルに8がつかないのが不思議だけど、楽しみな予告編だった。
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第449話 本庁の刑事恋物語 偽りのウエディング
小五郎、コナン、蘭は、東都迎賓館で行われた結婚式に出席していた。
その式場の廊下で、コナン達は花婿姿の高木刑事とバッタリ出会った。
高木の後ろには花嫁姿をした由美もいて、状況が掴めず困惑するコナン達。
現れた佐藤と目暮から、ある花嫁・花婿が強盗犯に命を狙われているので、
高木と由美が、本物の2人に代わり式に参加するという経緯を聞いた。
一昨日、犯行を仄めかす脅迫状が花嫁のポストに放り込まれたのだ。
花嫁・花婿の元で、詳しく話しを聞くコナン達。
その頃…式に参加する予定の、ある人物が遺体となって発見され…。
コナンズヒント「不吉なメッセージ」
たっぷり1時間で、ボリュウム満点。白鳥警部も登場して、警視庁組フルキャストの、本庁の刑事恋物語シリーズ。別の場所で、式に参加する人物の遺体が発見されて、既に場内に犯人が紛れ込んでいるといった緊迫感がたまらない、中だるみ無しの、息詰まる展開の60分。結構随所で、コナンが「?」な顔をして怪しんでいたシーンがあり、犯人がすぐに解った。逆に蘭が怪しいと感じたものはミスリード。強盗犯人に扮した千葉刑事の登場によって、犯人を罠にかけ、犯人を問い詰める目暮警部や白鳥警部も、かっこ良かった。最後の大捕り物も、楽しかった。途中で佐藤刑事が入れ替わるなんて、なかなかやってくれる。残念ながらコナンキックは出ず、ギャグに終わったけど、蘭キックと佐藤刑事の一本背負いが飛び出し、魅せ所は満載だった。それにしても、訳も解らずキックする蘭、面白過ぎ。
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第450話 トリックVSマジック(前編)
コナンと蘭と園子は、工藤邸の書庫を掃除していた。
すると優作の著書で昔ドラマ化された「女子高生探偵ユキの事件簿」に、
挟んであった1枚の写真が目に止まった。
写真には、新一や蘭と共に16歳の上戸彩の姿が映っていた。
女優の上戸彩が映っている事に、驚く園子。
蘭によれば、4年前に初めて主役を演じた彩が、優作に挨拶に来た時の写真。
その時、彩が新一に探偵の仕事を依頼するために尋ねて来た。
知人が行方不明になって心配している彩に、コナンは…。

コナンズヒント「舞台照明」
おっちゃんがちゃんとサインを見ているかを、試したマジシャン。しかし、そのサインを察知したのは蘭とコナンであって、おっちゃんは、2人がサインだと驚いたから、舞台に上がったまで。で、本当の危機には「あれは演技だ」と、見過ごしてしまった。実は苦しくてサインを出せなかった被害者に、1度試された事により、サインばかりに気を付けてしまった探偵。そしてその結果、事件となった。なかなかに納得できる展開だ。なんとなくだけど、おっちゃんに人工呼吸をするよう言った人が、犯人かなと思った。そのあとに、コナンの不審に思う顔がアップになったし、そもそもあの状況で落ち着き払って、支持したり、しかも、わざわざおっちゃんに頼む事自体が、なんか怪しい。何かおっちゃんが居た場所に、仕掛けが残ってた可能性有りだ。ちょっと手品の装置をいじってたシーンもあった。もしこれが当たっていたら、ちょっとサービスし過ぎかも。
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