第345話 黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー 毛利小五郎の元に「季節外れのハロウィン・パーティー」の招待状が届いた。 差出人の名前は「VERMOUTH」バームース。 バームースとはイタリアのお酒の名前で、 日本ではベルモットと呼ばれている。 酒の名前のコードネーム・黒の組織を匂わせている。 それと同じ招待状が工藤新一宛にも送られていた。しかもタイトルには 「親愛なる江戸川コナン様」となっていた。 コナンは制する哀を振り切り、その謎の船上パーティに乗り込む。 その後、1人残された哀の元へ新出先生から電話がかかり呼び出される。 一方、黒の組織のウォッカも、ジンの指示で密かにパーティーに潜入していた。 船上パーティーで起きた殺人事件。 謎解きをして見せたのは、なんと元の身体に戻った工藤新一?!。 そして哀を誘い出しにやって来たのは、新出先生では無くジョディーだった。 ジョディーの目的は? ウオッカの前に姿をあらわした新一は? 灰原哀の運命は? 黒の組織対コナンに、FBIが絡んで、息詰る攻防戦が繰り広げられる。 コナンズヒント「タロットカード」 |
第346話 お尻のマークを探せ(前編) 少年探偵団のみんなで下校し、みんなと別れた直後に吉田歩美は、偶然に通り魔の犯行現場に遭遇する。 男は慌てて逃げ去ってしまうが、歩美の手には"5"や"S"のようなマークが・・・。 そして同じマークが小嶋元太のお尻にもついていた。 犯人を目撃していない元太になぜ? コナンズヒント「エンブレム」 |
第347話 お尻のマークを探せ(後編) アリバイが無くマスターキーを無くした車の持ち主3人に容疑者は絞られた。 それぞれの容疑者に、歩美が直接に接するのは危険だと言って止める哀。 それを「逃げてばっかじゃ勝てない」と言い放ち犯人に接触する歩美。 哀はそれを聞いて証人保護プログラムを拒否する事を決意する。 コナンズヒント「キーシリンダー」 |
第348話 愛と幽霊と地球遺産(前編) 昔懐かしい田舎のお屋敷が建ち並ぶ鬼沢郷。 わらぶき屋根で有名なその村は、まもなく地球遺産に登録されようとしていた。 鬼沢村に観光でやって来たコナンたち少年探偵団と毛利親子。 ところが最近、幽霊が出るという噂でも有名だという。 半年前くらいから、子供の幽霊を見た人が何人も出たので噂が広がった。 その夜、村を散歩に出たコナン達だったが、歩美は女の子のあとを追いかけた為、コナン達とはぐれてしまう。 村人達の捜索で見つけられた歩美。女の子「まみ」を見たと証言するが、 民宿の主人・永倉は、その娘は10年前に死んだと言う。 コナンズヒント「印鑑」 |
第349話 愛と幽霊と地球遺産(後編) コナン達が訪れていた鬼沢郷で、殺傷事件が発生。 コナン達が泊まっていた民宿の主人・永倉が何者かに刺されたのだ。 永倉は、鬼沢村での「地球遺産の登録」推進派のリーダーであった。 小五郎の推理によれば、犯人は観光客の一人「川治」だというが・・・。 コナンズヒント「ルーペ」 |
第350話 忘れられた携帯電話(前編) 喫茶店ポアロに、朝食を食べに来た小五郎とコナン。 小五郎はウエイトレスの「梓」から、 2日前に忘れられた携帯電話の、持ち主捜しを依頼される。 梓が言うには、その電話には間違い電話が1件と、 音が鳴ったか?と聞いてきて、すぐに切れたものが1件。 そして3回目は物騒な男からの、 「奴の女だな?奴と変われ!ぶっ殺す!」と怒鳴られたと言う。 怖くなって慌てて電源を切った梓は、再び電源を入れたが、 それ以来、その携帯に電話がかからなかったと言う。 コナンは、その携帯が通じてなくなっている事に気付く。 携帯のメモリーには奇妙な名前と、変な電話番号が残っていた。 更には電池の製造番号のシールが剥がされていた。 コナンズヒント「電話番号」 久々に出てきた婦警さん♪ すごい偶然! 選挙の演説の意味は?エンディングが変わったが、なんか絵が動かない静かなもの。まぁ〜OPが割とアップぎみなんで、バランスとれてていいって感じかな。個人的には激しいのが好きなんで今いちピンとこなかったけど、そのうち慣れるでしょ。 |
第351話 忘れられた携帯電話(後編) 携帯電話の持ち主の男は、交通事故で既に死んでいた。 彼が亡くなってからかかってきた電話を手掛かりに、 小五郎達は電話会社で番号を聞いた怪しい人物を3人に絞った。 が、電話のうしろで大きな音がしたという事以外、何も解からない。 コナンは携帯に記録されてる電話番号に疑問を抱き、 喫茶店ポアロに電話を忘れた事自体が、間違いだと推理する。 小五郎達は怪しい人物を特定し、その人物に接触する為に、 喫茶店ポアロを飛び出していった。 コナンズヒント「大きな音」 とりあえず音の伏線は読めたかな。電話会社への問い合わせがそんなに頻繁にあるのか?とかの疑問はさておき、携帯メモリの謎は面白かった。数字のからくりは上手いし、名前はなんとなく想像出来たけど、最後の点は盲点だった。なるほどね〜と感心しながら楽しめた。やっぱ暗号ものは楽しい。しかし今回もコナン君は、上手に大人達を真相に誘導している。そしてこのするどい小学1年生になんの疑問も抱かない大人達も毎度ながら感心する。わざとらしくコロンボの真似をするコナン君。にくいぜチクショ〜! 更に次回予告前のキッドとコナン。これがまたかっこよかった。 |
第352話 フィッシング大会の悲劇(前編) 鈴木園子の父の会社がスポンサーのバス釣り大会に、 毛利蘭と江戸川コナンと少年探偵団が参加することになった。 トロッコ列車で神奈川の山奥の『奥谷湖駅』に到着。 受付後、優勝者候補の「鮎川佐織」と仲良くなる。 結局コナン達はバスを釣る事無く初日が終わった。 大会2日目、コナン達の様子を見に来た蘭と園子は、 上流に向かう道で記者の船木の死体を発見する。 死後15〜30分程度の被害者『船木敏彦』。 警察は大会参加者並びに関係者のアリバイ調査を開始。 その頃コナンは、半年前にも同じ現場で事故で片付けられ亡くなった人が居た事を聞く。 コナンズヒント「線路」 なぜ灰原哀がいないのか? 少々不満。事前に釣りに関して下調べしてたコナンは偉い! さすがだ。それに「レールマニア」までも読んでたのにはビックリだ。相変わらず多趣味なのね。だがそのうんちくも報われず、優勝候補に貸して貰ったルアーのご利益もなく一匹も釣れなかったコナン達が可哀相に思えた。やっぱ哀ちゃんが居たら、クールにいっぱい釣ってたんではと勝手に思う。予告で殺害現場は別の場所である事はばらされているから、死体移動は列車を使ったトリックだね多分。船木が鮎川に教えて貰った事をきっかけに誘い出しって事で、鮎川が怪しいんだけど、わざわざ『もう1人』を用意してるからなぁ。おっちゃんが居ないから、後編は久々に園子が眠るのを見れるか?期待! |
第353話 フィッシング大会の悲劇(後編) 園子に誘われ奥谷湖で開催の釣り大会にやって来たコナン達。 開催2日目に、フリーライターの船木が頭を強打して死亡。 警察は死体の近くで釣りをしていた鱒渕が、 前日に船木と言い争っていた事実から怪しいと睨む。 コナンは犯行現場が別の場所にあると推理し、 死体発見現場の側のトロッコ列車の線路を辿る。 やがて船木の鞄を見つけたコナンは殺害現場を確信。 そして犯人を確定する動かぬ証拠品を発見する。 コナンズヒント「釣り竿最新モデル」 久々の眠りの園子を堪能。早かったよ打たれるのが。ちょいちょいっと無意識の園子。容疑者が少なく死体移動の謎だけで、伏線も(証拠品とか雑誌名とか)サービス満点にはられてた為、事件自体は簡単だったね。よくも偶然見つけたねって感じはまぁ〜しょうがないとして、警察が被害者の衣服の異常を気付かないのはおかしいね。でもこうゆうのが無かったらコナンが活躍出来ないもんね。死体移動のトリックはよく使われる手だけど、まぁそこそこって事で。釣りが上手い人ならあれぐらいの狙いは軽いかなと思う。コナン達は結局、ぼうずだったね残念。事件を解くより難しいとはよく言ったもんだ。 |
第354話 小さな依頼者(前編) 毛利探偵事務所を訪れた子役スターの『絹川和輝』。 7歳の彼の依頼は、頻繁に届く絵葉書の主で、 自分を1歳の時に捨てた母の捜索であった。 会いたくは無いが、葉書を送るのをやめさせたい為。 コナンは手掛りの絵葉書から温泉地を推測し熱海へ向かう。 絵葉書の出所の旅館で、殺人事件が起きた。 被害者はフリーライターの鴨下保比呂。 遺体の傍らには殺人風景を映した携帯電話があった。 背後から首を絞めている胸にホクロがある女性が映っていた。 和輝の話しでは、かすかな記憶だが、 自分の母親にも胸にホクロがあったと言う。 コナンズヒント「ホクロ」 小さな依頼者を抱っこする蘭にヤキモチを焼くコナンがカワイイ。ドスを効かせた「いいんだよ!解かったんだから!」の台詞に大笑い。今回の容疑者は3人の従業員。それぞれに怪しい(和輝の母っぽい)所がありホクロも写真とは別の場所だがあるという面白さ。凶器の謎と母の過去を残し以下後編に続くって感じでなかなかみせてくれた。来週の種あかしが楽しみだけどコナンズヒントのビデオテープで首絞めたって事は無いよね。(笑)ホクロ左右逆が鏡を利用なんてのも冷めるから無しにして欲しい。まぁ和輝の記憶違いってとこだと・・・映画予告で主題歌らしいのがチラと聞けたけど、なかなか明るくて良い感じ。 |
第355話 小さな依頼者(後編) 容疑者はアリバイが無かった従業員の3人に絞られた。 殺害現場に残された携帯電話の写真に映されたホクロ。 しかし誰にも同じ箇所にホクロが無い。 和輝のファンだと言う別所登志子。 左右逆のホクロがある草野美津。 普段はクールだが和輝に優しい面を見せた三枝朝香。 更に凶器も発見されていない為、途方に暮れる捜査員。 コナンは被害者の部屋で、 和樹が出演しているビデオを発見しある違和感に気付く。 その後、絞殺と判断された死体に、 殴打の痕跡が発見された。 コナンズヒント「ビデオテープ」 またもや警察の捜査のありえない落ち度が・・・。普通は死体の隅々まで調べ見落とす訳ないのだが、ホクロの謎をひっぱる為とはいえ、リアル性にかける。でも『血痕』と言うキーワードが出たら全部解かっちゃうからね。コナンズヒントはサービスしすぎで、真っ先にホクロの確認を願い出た怪しい行動から、簡単な事件だった。今回は依頼者のキャラと、ホロとなる話しがそれを救った感じがする。そして針のささりが甘かったのと、横溝警部が気付きそうで気付かないあの独特な鈍感ぶりが面白かった。まぁそんな事より・・・また4月までお休みかい! |
第356話 怪盗キッドの驚異空中歩行 大航海時代に数々の海難から船を救ったと言われる伝説の宝石・ブルーワンダー。 所有者である園子の親戚・鈴木次郎吉は、 怪盗キッドへ向けて「この宝石を盗みに来い」という挑戦状をつきつけた。 この挑戦を受けたキッドは、「歩いて下見に行く」と予告状を送った。 予告上で言う下見に行く日の夜に、 厳重な警備体制をくぐり、怪盗キッドが空中に突如現れた!! ビルの谷間を颯爽と歩くキッドは、それを見つめる警察や野次馬に向かって、 挑戦的な言葉を残して忽然とその姿を消した。 「さて前夜祭はここまで。明晩20時、再び同じ場所でお逢いしましょう」 コナンズヒント「風」 何度観ても、ラストのバイク上での会話はカッコ良過ぎてしびれる。今回に限らずだけどコナンとキッドが対峙すると、いつもカッコ良くなる。お互いが共にキザな台詞を恥ずかしげもなく堂々と交わすからたまらない。この回のラストは実に惜しい。どうせ結局は最後がああなるんだったら、止まるまで待たずに、とっとと麻酔銃うっとくべきだったなと思うぞ。 |
第357話 恋人は春のまぼろし コナンと蘭は、買い物の途中で西村佐知子と出会った。 以前、蘭の落し物を届けた佐知子は恋人との食事を買いに来ていた。 ところがその翌日、1人暮らしの佐知子が自宅で殺害されていた。 死因は後頭部殴打による頭蓋骨陥没、凶器はブロンズ製の置物。 死亡推定時刻は昨夜の7時半〜8時頃。 テーブルには2人分の食事が並べられてあり、近所では、 死亡推定時刻直前に佐知子の恋人との会話を聞いた証言者が居た。 恋人が犯人では無いと信じたい蘭。 コナンも現場に違和感を感じ、高木刑事の聞き込みに同行する。 コナンズヒント「二人分の料理」 オープニング。かっこ良すぎ! 終始余韻にひたって、すごく感動していた。服部平次と遠山和葉が何を喋ってるのかが気になったんだが、いつかどっかで発表して欲しい。冒頭の『コナンの舞(勝手に命名)』が強烈にかっこいい。サビ出しイントロの心地良さと、冒頭のインパクトは今までに無い衝撃を感じた。ストーリーは毛利蘭のせつない想いが前面に出ていて、事件自体は単純なんだけど、悲しいおはなし。前後編がかなり続いたので、こういった1話完結もので、しんみりしたコナンもなかなかよいよ。オチの蘭も蘭らしくて面白かった。終わりに恒例の映画一言感想。これまた楽しい。ってことで次回いよいよ、あの連続不定期恋物語の『ご』。お楽しみがまたひとつ♪ |
名探偵コナン345話〜357話
★INDEXに戻る
★名探偵コナンTOPに戻る
◆HOMEに戻る